タイカレーを食べてみた!気になる血糖値は?
先日、カレーライスを食べて、血糖値を爆上げさせてしまいました。
(関連記事:カレーを食べると血糖値はどれくらい上がる?)
食べたカレーは、市販のルーを使ったいわゆる普通のカレーライスです。
市販のルーには、小麦や砂糖など糖質が多く含まれているものが多く、玉ねぎ、人参、ジャガイモなど具材にも糖質が多く含まれています。
これをご飯にかける。
大変おいしいですが、
糖質 + 糖質
血糖値が上がらない訳がありませんね。
一方、同じカレーと呼ばれているものでも小麦や砂糖を使わないカレーもあります。
それは、本格インドカレーですとかタイカレーです。
こちらのカレーになりますと具材にもよると思いますが、普通のカレーよりは血糖値が低くなると言われています。
では、どれくらい違いがあるのか?
気になりますので、実際に食べて測ってみたいと思います。
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タイカレーを食べると血糖値はどうなる?
今回食べるタイカレーは、
Roi Thai ロイタイ グリーンカレー
一から手作りするのは大変なので、ここは手軽に出来るタイカレーの素を活用しちゃいます。
ちなみにRoi Thaiのカレーシリーズは、輸入食品販売で有名なKALDIで一番売れている人気のカレーなんだそうでうです。
何度か食べたことがあるのですが、とてもおいしいです。
しかも
原材料に添加物があまり入っていないので安心して食べられます。
【原材料】
ココナッツミルク、グリーンカレーペースト(唐辛子、レモングラス、にんにく、ガランガル、カフィアライムピール、コリアンダーシード、クミン、ターメリック、こしょう、食塩、えびペースト)、植物油、パーム油、魚醤、乳化剤
<今回食べたもの>
・タイのグリーンカレー(ナス・バジル・チキン)
・ごはん(約200g)
<測定条件>
時間帯:夕食
運動:食前、食後の運動無し
<測定結果>
食後1時間後血糖値:223mg/dl
食後2時間後血糖値:196mg/dl
うーん、やはり200mg/dlは、超えてしまいますね。
ごはんを200g程度食べているのでしょうがないと言えばしょうがないのですが・・・
もう少し低く収まるかと思ったのですが、ちょっと残念です。
<結論>
タイカレーは、小麦や砂糖を使ってないとはいえ、ごはんをしっかり食べると血糖値もしっかり上がってしまうことがわかりました。
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日本のカレーとタイカレーの血糖血を比べると?
タイカレーもしっかり血糖値があがってしまうは分かりましたが、前回食べた日本のカレーと比較するとどうでしょうか?
<日本、タイカレー血糖値比較>
食後1時間後血糖値:日本248mg/dl タイ223 mg/dl
食後2時間後血糖値:日本248 mg/dl タイ196 mg/dl
食後3時間後血糖値:日本205mg/dl タイ未測定
日本のカレーを食べた時は、おかわりしていますので単純に比較することは出来ませんが、血糖値の上がり具合は、日本のカレーもタイのカレーもそれ程大きな違いはなさそうです。
しかし、血糖値の下がり具合を見てみますと、タイカレーの方が、早く血糖値が下がる傾向が見られます。
日本のカレーの場合は、2時間経っても血糖値が248mg/dlと高止まりしていて、なかなか下がってくれません。
3時間経ってもまだ200mg/dl以上もあるのです。
これは、日本のカレーの方が、糖質や油分が多く使用されているからだと思われます。
日本のカレーとタイカレーを比較すると、どちらも高血糖になってしまいますが、早く血糖値が下がる分だけ、タイカレーに軍配が上がるのではないでしょうか。
まとめ
タイカレーは、小麦粉や砂糖を使用していませんので、
それほど血糖値は上がらないのでは?
と期待しましたが、どうもそんなことはなさそうです。
日本のカレー同様、しっかり血糖値は上昇してしまいます。
ただこれは、カレーそのものの影響というよりも、ごはんの影響によるものと考えられます。
タイカレーで、血糖値を上げる可能性があるのは胡椒やニンニクくらいですからね。
もし、カレールーだけしか食べなければここまで高血糖にはならなかったと思います。
もし、次回またタイカレーを食べる機会があれば、カレールーだけ、もしくは低GIの食品と一緒に食べてみたいと思います。
また、なにか分かればご報告させていただきます。
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