糖尿ライフ.com

30代で糖尿病と診断された元サラリーマンがお伝えする、糖尿病と一緒に生きていく人の為の情報ブログ

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保険なしでタイの病院に行ってきた!

   

行かなきゃ、行かなきゃと思いつつ、ついつい先送りしていた定期検査。

 

ようやく行くことにしました。

 

そう!

タイの病院へ!

 

でも、いざとなると、

 

医療の質は大丈夫なんだろうか?

言葉は通じるのか?

そして、医療費は高いのか、安いのか?

 

などなど不安なことばかりでてきますが、考えていてもしようがありありません。

 

ここは行動あるのみです。

 

ということで、今回はタイの病院はどうだったか?

 

についてお伝えしたいと思います。

 

 

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タイの病院ってどんな感じ?

今回、行ってみた病院は、

 

Shukumvit Hospital

 

なぜここの病院にしたかといいますと、

 

いつも通る道にあったのと、見た感じ大きくて綺麗だったからです。

 

概観はこんな感じ。

予約などしていませんが、早速行ってみることに。

中に入りますと、 すぐ受付があります。

ここで、まず、

何科を受けたいか?

何をしたいか?

 

を伝え、対応出来る先生がいれば、手続きに進みます。

 

私の場合、

I am diabetic.

I would like to have a blood test and consultation.

(糖尿病なので、血液検査と診察をしたい」

そう伝えると、幸い対応可能な先生がいましたので、受け付けて頂けました。

 

ちなみにワタシは英語が苦手。単語がなんとか出てくる赤ちゃんレベル!

でも、何の問題もありません。

必殺!Google翻訳を使えば言葉の壁はあっさりと乗り越えられるのです。

上記の英語もGoogle翻訳で訳したのをそのまま流用!

すこし文法とか言い回しがおかしいのかもしれませんが、趣旨が伝わればいいので細かいことは気にしません。

 

で、受付でやることといえば、

・書類に住所名前など必要事項を記載する。
・パスポートを提示する。

これだけ。

 

非常に簡単です。

 

あっという間に診察券が出来上がり、担当科へ向かいます。

 

診察の流れは?

まず、内科の受付に行って診察券を見せます。

すると看護婦さんが、ロビーに案内してくれて指示がるまで待つようにいいます。

2~3分待つと、まずはメディカルチェック。

 

・身長
・体重
・血圧
・体温

 

を計ります。

 

時間にして5~6分でしょうか。

あっという間に完了です。

 

その次に、血液検査。

 

同じフロアにある採血ルームに案内されます。

待ち時間があるかと思いきや、なんと他に患者はいないのでいきなり採血開始です!

 

日本の場合、採血するのに10分~20分くらい待たされるのが常でしたが、ここの病院は待ち時間ゼロです。

 

かなりいいですね。

 

検査結果がでるまでしばし待機

 

こちらの病院はwifiが無料で提供されていますので、ネットサーフィンして時間を潰します。

 

時間にして40~50分くらいでしょうか?

 

意外と早く結果が出たみたいで、診察室へ案内されます。

 

 

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ドクターとの面談!

さて、いよいよ海外初診察です。

今回ワタシを担当してくれた方は、年配のお医者さんです。

見た感じ65歳前後といったところでしょうか。

 

まず、第一声!

先生:○×△◆!@$%^&

ワタシ:???

 

思いっきりタイ語なので何を言っているのかさっぱり分かりません。

 

ワタシの反応を見て先生は、

No Good!(確かそう言っていたような気がします)

 

どうも数値が高いらしいようです。

一生懸命、英語で話してくれますが、半分も理解できません。

 

で、実際のところどれだけ悪いのか聞いていても分かりませんので、パソコン画面を見せてもらい、数値を確認します。

 

HbA1c : 6.5 % 

 

おー!以外に良いではないですか?

 

と一瞬思いましたが、基準値を超えていますのでやっぱり良くないですね。

 

先生は、矢継ぎ早に、

 

・アイスを食べるか?
・チョコレートは食べるか
・フルーツは食べるか?

と聞いてきます。

 

ワタシは、たまに食べますが、それほど多くは食べません。

(I sometimes eat. But I don’t eat that much)

 

と答えると、

 

アイスはだめ!

チョコレートだめ!

フルーツも甘いフルーツはだめ!

甘くないフルーツはOK!

 

そうおっしゃいます!

 

そこで、

 

ご飯もダメですよね?(Rice OK?)

と聞くと、

なんと、「ご飯はOK」とおっしゃいます。

 

うーん・・・

ご飯はOKなのか・・・。

 

まあ、いいです。

 

わかりました。

アイスもフルーツも食べないようにします。

 

と答えます。

 

次に薬の話になりましたので、日本で処方してもらっていた薬の英語表記を先生に見せます。
(日本の先生にタイに行くので薬の英語訳を書いてもらっていました)

 

私が飲んでいる薬は、

メタフォーミン

ですが、同等のものがタイにもあります。

 

実はここタイランドでは日本で処方箋がいる薬が普通の薬局で買えちゃいます。

もちろん処方箋無しで、です。

値段もとってもリーズナブル!

 

先生は、買って行くか?と聞くので、

え?買わなくてもいいのかな?とも思いましたが、必要なものですので、

 

値段は高いのですか?

 

と聞くと

 

高くないよ!

 

とおっしゃいますのでお願いすることにします。

 

先生と次回の診察日(半年後)を決め、部屋を出ます。

 

タイの病院 気になる費用は?

診察も無事終わり、会計に書類を提出して番号を呼ばれるまでしばらく待機します。

 

時間にして約10分くらいでしょうか。

空いている割には結構待たされた感じです。

 

で、気になるお値段は・・・

全部で4,887バーツ!(日本円:17,104円 1バーツ約3.5円)

・診察代:2,320バーツ
・薬代:2,567バーツ

 げ、結構します。
なんと、診察、検査費用より薬代の方が高いです。

保険に入っていませんので100%実費です。
クレジットカードも使えますので、カードで支払います。

お会計が終わると、すぐ横の窓口で薬を貰います。
ここタイでは、医薬分離では無く、院内で薬がもらえます。

いちいち外の薬局に行く手間が省けて楽ちんです。

薬の値段を見てみますと、

・メタフォーミン500mg: 1個  3.57バーツ ×180個 合計   642バーツ
・べスタチン10mg         : 1個10.69バーツ ×180個 合計1,924バーツ

な、なんと薬局で販売している価格の1.2倍~4倍!

た、高っけー!!

1.2倍はまだ許せるとして、4倍なんて、ちょーぼったくりじゃん!

ちょと先生、「高くないよ」なんて嘘ではないですか!

まぁこれも勉強です。

病院の薬は滅茶苦茶高い!ということが分かりましたので、次回から気を付けることにします。

 

まとめ

今回、初めて海外で糖尿病の診察に行ってきましたが、思いの他ハードルは低くスムーズに行うことが出来ました。

ただ、先生とのコミュニケーションについては、言いたいことはグーグル翻訳を使えば何とか伝わるものの、先生の言っていることがよく分かりませんのでやはりある程度、英語かタイ語を学ぶ必要があるのではないかと感じました。

検査費用についてはそれ程ビックリするほどの金額では無かったものの、薬代はビックリするほど高額だったので、薬は薬局で買うのが良いですね。

そういえば、病院で薬を受け取っている人はあまりいなかったような気がします。

タイでは、薬は病院で買うな!

いい勉強になりました。

 

 

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 - タイ, 検査