糖尿ライフ.com

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自己血糖測定器を買って思ったこと!

      2016/07/05

自己血糖測定器、ACCU-CHEKを手に入れてからというものの、ほぼ毎日のように、血糖値を測るようになりました。

 

まだ購入して、1ヶ月もたっていませんが、実際に使ってみた感想などをお伝えしたいと思います。

 

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ACCU-CHEK Performaを購入して良かった点

その場で測れるという便利さ!

空腹時や食後の血糖値はもちろん、ちょっと気になる食べ物や飲み物を摂る時、

 

自分の血糖値がどうなっているか?

 

がすぐに分かるのは、この上なく便利です。

 

今まで、病院に行かなければ血糖値を測ることが出来ませんでしたが、血糖測定器さえ持っていれば、

 

いつでも

どこでも

好きなだけ

 

血糖値を測ることが出来ます。

 

病院での検査は、数値の正確性や医師との面談など、メリットもあると思いますが、単に血糖状態が知りたいというニーズからすると、断然、マイ血糖測定器で測定する方に分があります。

 

病院で検査する場合、通院時間も含めますと、少なくとも2~3時間は必要です。

長い場合ですと午前中は、拘束されてしまうなんてことは、ザラにあると思います。

 

これは、全ての人に当てはまる訳ではありませんが、私の近所のクリニックで検査知る場合ですと、検査で1回、結果確認で1回と合計2回も通わなくてはならない所もあります。

 

その場ですぐに測れる自己血糖測定器、血糖値が気になる方には、是非とも持って頂きたいアイテムではないでしょうか。

 

 痛みが極端に少ない!

私が購入したACCU-CHEK Performaには、穿刺器具が一緒に付いています。

 

この穿刺器の針なんですが、 

 

痛みが非常に少ないです。

 

他の穿刺器を試したことが無いので、比較することは出来ませんが、少なくとも病院で、採血される痛みより、はるかに痛みが少ないです。

 それもそのはず、穿刺針は、このように非常に細く短くなっています。

Jpeg

 

採血の場合、稀にあまり痛くない場合がありますが、それよりも痛くありません。

 

痛いというよりの

 

「かゆい」

 

と表現した方が近いかもしれません。

 

実際に、痛いとかゆいを合わせた

 

「痒痛(とうつう)」

 

という言葉がありますので、

 

ACCU-CHEK Performaの穿刺針は、

 

「疼痛」

 

という表現が正しいのかもしれません。

 

 1回の検査費用が安い!

現時点で、ACCU-CHEK Performaでの検査費用は、

 

1回、65円位です。(針13円/本+センサーチップ52円/枚)

 

厳密にいうと、針を消毒して数回使うことが多いので、

 

1回55円/回くらいで済みます。

ご注意:針は、毎回交換することが推奨されています

 

日本の他のメーカーですと、

 

1回120円~150円程度、

 

かかってしまいますので、1日に数回測るとなると、480円~600円(4回測定の場合)程度は、費用が発生してしまいます。

 

費用負担が大きくなりますと、

 

気軽に、ちょっと測ってみよう!

 

という気にはなりませんので、それでは、せっかくの測定器が宝の持ち腐れとなってしまいます。

 

やはり、ランニングコストが安いという点でもACCU-CHEK Performaは優れているのではないでしょうか。

 

一方、病院で血糖値を検査するとなると、検査料に加え、診察料や交通費諸々で2,000~3,000円はかかってしまいます。

 

コスト面だけを見れば、病院で測るのと自分で測るのとでは、その差は歴然ですので、血糖値だけ測りたい場合は、自分で測る方が、断然お得です。

 

軽くてコンパクト!持ち運びに便利!

ACCU-CHEK Performaは、非常にコンパクトですので、持ち運びに非常に便利です。

 

画面では、少しわかりにくいかもしれませんが、付属のソフトケースに入れた場合、手に平に収まる程度です。

Jpeg

私の手は、一般的な男性の手より少し小さ目ですので、ちょっと指の長い女性でしたら、手に平に収まってしまうくらいコンパクトです。

 

重量も本体、穿刺器、針、センサーチップ諸々入れても、150g程度と非常に軽いのがいいですね。

 

リュックやバッグに入れても場所を取らないのがGoodです。

 

センサーチップがインターネットで手軽に購入できる!

手軽に血糖値が測れることもあって、バンバン測ってしまいます。

 

ほぼ毎日、それも数回測ることもしばしばです。

 

すると、当然のことながら消耗品の消費が早くなります。

 

特にセンサーチップは、使いまわしが出来ず、一日に2~4回程度測ると、あっという間に無くなってしまいます。

 

私の場合、本体購入時に付属している10枚に加え、追加で50枚購入しましたが、もう既に無くなっている状態です。

 

センサーチップは、販売免許を持った限られた薬局で、しかもわざわざ買いに行かなければなりませんので、かなり面倒くさいです。

 

そうなると、必然的に購入手段は、

 

「インターネット」

 

となります。

 

先日、もうチップが無くなりそうなので、「ebay」というアメリカの購入サイトから、センサーチップを購入しました。

 

ちょこちょこ買うのも面倒くさいので、思い切って

 

500枚(100枚入り×5箱)

 

を買うことにしました。

 

送料無料で9,000円位です。

 

500枚一気にまとめて買うと、通常よりお得になって、なんとセンサーチップ一枚当たり、

 

18

 

まで値段が下がります。

 

なぜこんなに安いんだ?

いや、なぜ日本はこんなに高いんだ?

 

とあまりの価格差に驚いてしまうのは私だけでしょうか?。

日本では、まとめて買ったからといって、安くはしてくれませんからね。

 

ACCU-CHEK Perfomaは、本体だけでなく消耗品も色々なサイトで販売してますので、気軽に購入できるのも良い点の一つではないでしょうか。

 

ついでと言っては何ですが、参考までに本体価格をご紹介しておきますと、現時点(2016/6/29)で、

 

ACCU-CHEK Peformaセット

(本体+穿刺器+センサーチップ10枚+針10本+ソフトケース)

 

が、アメリカのアマゾンで、

 

$33

 

で購入出来るようです。

 

<参考URL>

https://www.amazon.com/Performa-Glucose-Lancing-Device-Second/dp/B00BIGGTGO

 

送料込みでこの値段!すごく安いですね。

 

実は私、3週間前にこれと全く同じものを7,500円位で購入しました(涙)

 

プレゼント用にもう1個買っちゃおうかなというくらい、安くなってますね。

 

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ACCU-CHEK Performaを購入して悪かった点

ACCU-CHEK Performaの良い点ばかりお伝えしてしまっていますが、悪かった点も挙げてみたいと思います。

 

ACCU-CHEK Performaの悪い点・・・・

 

と言っても、実はあまり無いんですよね。

 

強いてあげるとすれば、

 

  • 日本語対応していない(マニュアル含む)
  • 日本での保証が無い(消耗品含む)
  • 測定に失敗することがある。

 

くらいでしょうか。

 

<日本語対応していない>

ACCU-CHEK Performaは、海外で販売されている製品ですので、当然のことながら、マニュアルや本体の表示言語は英語となっています。(マニュアルは4ヶ国語対応になっていますが日本語はありません)

 

でも、それ程、複雑な機械ではありませんので、翻訳サイトなどを活用すれば、すぐ使いこなせるレベルです。

 

<日本での保証が無い>

また、日本での保証がありませんが、これも当然と言えば当然です。

 

しかし、初期不良や不具合があれば、よほど悪質なところでない限り、真摯に対応してくれるはずです。

 

例えば、ebayで購入した場合、ebayに出品している販売者達は、お客さんからのクレームやトラブルが発生するのを非常に嫌います。

ebayの場合、購入者は、購入後に販売者を評価する仕組みがあるのですが、この評価が悪くなると、当然お客さんが減ってしまいますし、あまり酷いと販売させてもらえません。

ですから、販売者達は良い評価をもらう為や悪い評価を貰わないように、真摯な対応を心がけているところがほとんどだと思います。

 

つまり、よほど悪い評価が多い販売者から買わなければ、不愉快な思いをすることは、まず無いと考えていいかもしれません。

 

また、万が一、トラブった場合でも、こちらに非が無ければ、ebay側で返金対応をしてくれますので安心して購入することが出来ます。

 

<測定に失敗することがある>

血糖値を測ろうとすると、たまに失敗してしまうことがあります。

 

理由は2つ

  • 血液が不足して計測 → 計測不可
  • 採血にもたついて本体の電源が消えたまま計測 → 計測不可

 

私は、採血の際、血をたっぷり出し過ぎるのもどうかと思い、最小限の血液しか出さないようにしています。

そうすると、時たま、血液が足りなくて、エラー表示になってしまうことがあります。

 

また、穿刺の際、なるべく浅く針を刺して血液を出そうとするあまり、すぐに血液が出てこない時があります。

そんな時は、指先を圧迫して、血液を絞り出そうとするのですが、思った以上に時間がかかってしまい、やっと血液が出てきて、

 

よっしゃ!測定だ!

 

とセンサーに血液を吸わせるものの、肝心の本体の電源が、

 

げっ!消えてる!

 

なんてことがあります。

 

これは、ACCU-CHEK Performaのパワーセーブ機能が原因で、2分経つと電源オフになってしまうからです。

 

しかも、この機能をオフにすることは出来ないようです。

(説明書をよく読んでいないのでもしかすると出来るのかもしれませんが・・・)

 

普段は、電源が付いているか、確認してから測定するのですが、ごくまれに確認を忘れてしまい、

測定に失敗してしまうことがあります。

 

でも、これらの失敗、全て自分の使い方が悪いからなんですよね。

ですから、悪い点と言えるかどうか微妙なところです。

 

とまあ、以上3点、悪い点を挙げてみたものの、それ程悪い点が思いつかず、逆に悪い点のフォローみたいになってしまいました。

 

まだ、使用して日が浅いですので、これからもっと気になる点が出てくるかもしれません。

また、何か気づいたらご報告したいと思います。

 

まとめ

自己血糖測定は、血糖値をすぐに調べることが出来ますので、

 

購入して本当に良かった!

 

というのが正直な感想です。

 

手軽に血糖値が測れることもあって、ついつい測り過ぎてしまうのですが、

 

「空腹時血糖値」や「食後血糖値」

 

など、今まで知ることが出来なかった血糖値の状態が分かるようになったのは、

今後、治療を進めていく上で非常にプラスになったと思います。

 

もうすぐ、追加発注したセンサーチップが届く頃です。

 

そうしたら、またバンバン測りまくろうと思います。

 

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 - 予防, 検査, 血糖測定