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口腔ケアにおすすめ?口腔内洗浄機ってどうなの?

   

糖尿病を患っていると、血糖値やHba1Cが気になりますが、年を取ってきますと、それと同じくらい気になるのが、

 

歯や歯茎の健康状態

 

口臭や歯肉炎などのトラブルはもちろんのこと、特に歯周病は、糖尿病と密接な関係がありますので、日頃からきちんとケアをしなければなりません。(関連記事:歯周病と糖尿病って関係ないの?

 

口腔内のトラブル防止には、一にも二にも、

 

正しい歯磨きでプラークを残さない

 

そして、定期的に歯医者さんに行って、

 

状態をチェックしてもらう。(治療も含む)

 

これに尽きるといってもいいかもしれません。

 

私も、糖尿病と歯周病の関係を知ってからというものの、電動歯ブラシや歯間ブラシ、リステリンなどを活用し、口腔ケアに気を配るようになってきました。

 

とはいうものの、

 

「歯間ブラシってちょっと面倒くさいな」

 

というのが正直なところです。

 

意識が高い時や思い立った時などは、歯間ブラシを使って、せっせ、せっせと磨くのですが、ちょっと忙しかったり、面倒くさかったりすると、

 

「今日はいいや!」

 

となってしまうこともしばしばです。

 

丁寧に磨いていますと、どうしても5分から10分くらいは余分に時間がかかってしまいますし、それに気を付けないと、特に急いで磨いている時などに多いのですが、たまに歯茎に歯間ブラシの針金が突き刺さって、痛い思いをすることがあるのです。

痛いだけでなく、逆に歯茎を傷めているような気がしますので、ちょっと気になります。

 

歯を綺麗に磨きたいけど、あまり手間をかけたくない。

痛い思いや歯茎を傷付けたくない。

 

何かいい方法は無いものかと、色々調べてみますと・・・

 

おっ!これは?

 

というのを見つけました。

 

それは、何かというと

 

口腔内洗浄機

 

というものです。

 

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口腔内洗浄機ってなに?

口腔内洗浄機とは、

 

簡単に言いますと、

 

水や空気の力で口の中を洗浄する機器

 

のことです。

 

別名、ジェエトウォッシャーですとか、ウォーターフロス、ウォーターピックとも呼ばれています。

 

形状はメーカーによっても異なってきますが、電動歯ブラシのような器具の先端から高圧の水が出てきて、歯の間や歯周ポケットの汚れを洗い落とすことができるという優れものです。

 

通常、丁寧に時間をかけて歯磨きをすれば大抵の汚れは落ちると言われていますが、奥歯や歯周ポケットなど、なかなか綺麗に磨けないところもあるのではないでしょうか

 

でも、口腔内洗浄器であれば、高圧の水流が、奥歯の隙間や歯周ポケットに入り込んで、汚れを綺麗に洗い流すことが可能という訳です。

 

口腔内洗浄機のタイプは、大きく分けて2つあって、

 

携帯型

据え置き型

のタイプがあります。

 

携帯型は、機器自体が小型なので場所を取らず、持ち運びに便利な点や一般的に防水タイプのものが多いので場所を選ばず使用することができます。

 

でも、その反面、水を入れるタンクが小さいのですぐに水が無くなってしまいうというデメリットがあります。

 

一方、据え置き型は、タンクが大きい分、一度の給水でたっぷりと洗浄することが出来ますが、その分場所を取ってしまうというデメリットがあります。

 

口腔内洗浄機は、有名無名問わず様々なメーカーから販売されており、機種によってもパワーや機能に違いがありますので、ご自身の用途や予算に合わせて選択することが可能です。

 

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口腔内洗浄機の効果ってどうなの?

高圧水流で口の中の汚れを洗い流す口腔内洗浄機ですが、その効果はどうなのでしょうか?

 

口腔内洗浄機に期待されることとしては、

 

・歯間洗浄

・歯周ポケット洗浄

・歯茎のケア

 

などが挙げられます。

 

これらの期待に対して、利用者や専門家はどのような意見があるのか見てみたいと思います。

 

<肯定的な意見>

◆利用者

・歯茎が引き締まり出血やドブ臭さが感じられなくなった。

・口臭が激減した。

・食べかすが綺麗に洗い流されるし、気持ちが良い。

・歯肉炎だった歯茎が刺激されて一時的に出血したが出血が収まるにつれ爽やかになった。

・歯間ブラシだと奥歯の歯茎を気づ付けてしまうことがあるが、歯茎を気づける心配がなくなった。

・歯並びが悪いので、フロスでは掃除しにくいところも簡単に食べかすや歯垢を取り除いてくれる。

・歯の隙間や歯周ポケットも綺麗に出来る。

・糸ようじを使わなくなった。

 

◆専門家

・歯と歯茎が接している隙間部分の汚れを除去する効果がある。

・普通の歯磨きより歯周ポケットに溜まった細菌を取り除ける可能性はある。

・メーカーや大学では、高圧の水流によって歯垢を除去することは可能と考えられている。

・歯と歯が接しているところは、フロスの方が効果的だが、歯と歯の間の歯肉に関しては水流によるマッサージ効果が期待できる。

・水流が届いた部分の軽い汚れに対しては、ある程度落ちる。

・歯磨きの補助的な役割で使うのが良い。

 

<否定的な意見>

◆利用者

・歯磨きがしっかりできているから、あまり効果を感じられない。

 

◆専門家

・歯周病の予防にも治療にも効果は無い。

・正しいブラッシングが一番効果がある。

・おススメしない。歯科医に歯磨きの方法を教わった方が効果がある。

・効果があるのかどうか分からない。

・虫歯予防の効果があるという根拠は乏しい。

・水流は、歯周ポケットの内部まで届かない事が多い。

・デンタルフロスの方が汚れを落とす効果が高い。

 

他にも色々と感想や意見を調べてみたのですが、概ね利用者は、圧倒的に肯定的な意見が多く、逆に歯科医などの専門家の意見は、否定的な意見が多く見られました。

 

ただ、専門家の間では、歯茎の炎症の一番の原因は、

 

食べかすによって口の中が不衛生になること

 

という考え方が一般的のようですので、そういった意味では、口腔内洗浄機を使用して、食べかすを綺麗に取り除くということであれば、十分意味のある機械なのではないかと感じました。

 

でもやはり、基本的には、まず

 

しっかりと歯磨きを行う!

 

このことが大切で、その上で口腔内洗浄機を利用していったら良いのではないかと感じました。

 

まとめ

歯医者さんなどの専門家からすると、口腔内洗浄機は、あまり意味のなさない道具なのかも知れません。

 

しかし、利用者の感想などを見てみると、

 

歯茎が引き締まる。

口臭が激減した。

出血が止まった。

口の中がスッキリする。

 

など、結構、興味を引く点が多くあります。

 

歯周病や虫歯の予防にはならないかもしれませんが、口腔ケアの一環として試しに利用してみてもいいかもしれませんね。

 

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 - 予防, 歯周病