合併症予防に効果アリ?ピーナッツで中性脂肪&コレストロール削減?
2016/06/17
昨日、半年ぶりに、血液検査に行ってきました。
相変わらず、空腹時血糖やHbA1Cには、H(高値)マークが付いているのですが、それでも空腹時血糖値は、正常値をやや上回る程度で済んでいましたし、HbA1Cも前回より0.1ポイントだけですが減らすことが出来ました。
個人的には、まずまずの結果で、
「よっしゃ!」
「正常値まで、あと一歩だ!」
という心境です。
このまま、頑張って治療を続けていれば、もしかすると、
「正常な状態に戻れるのは?」
と少し希望を抱いています。
でも、実は、今回の検査で、もっと改善された項目があったのです。
それは、何かといいますと、
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うそ!?ドロドロ血が改善した?
なんと、今回の検査で、大幅に数値が改善された項目は、
中性脂肪&コレストロール
の値でした。
私の場合、若かりし新入社員時代の頃より、必ずといって良いほど健康診断の時には、
「中性脂肪高値」ですとか、「脂質代謝異常」、「高脂血症」
などと書かれていて、もはや異常値が普通のこととなっていました。(←ダメですね)
コレストロールでも、いつもLDL-C(悪玉コレストロール)が高く、HDL-C(善玉コレストロール)が低値とバランスが悪いのも気になっていました。
それが、今回、
「オール OK!」
しかも、ギリギリセーフという訳ではなく、かなり余裕のある優良な値です。
ちなみに、どんな数値かといいますと、
◇中性脂肪 :115mg/dl 〈正常値:50~149〉
◇総コレストロール :166mg/dl 〈正常値:120~220〉
◇HDL-C :59mg/dl 〈正常値:40~70〉
◇LDL-C :95mg/dl 〈正常値:70~139〉
これは、ある意味、私にとって、異常値です。
中性脂肪なんて、ほとんど200~300 mg/dlをウロウロしてましたし、一昨年なんて、初の500mg/dl、 1000mg/dlオーバーを達成していましたからね。
それが、まさか、まさかの正常値。
一体、どうしたというのでしょうか?
ピーナッツで中性脂肪とコレストロールが改善される?
今回の中性脂肪とコレストロールの改善で考えられる理由として、
・炭水化物抜きダイエットの効果
・軽い筋トレ・軽い水泳の効果
・コレストロール低減薬の効果
が挙げられます。
しかし、炭水化物抜きダイエットは、初めてまだ間もないですし、筋トレや水泳も今月は、まだ2回しかやっていません。
となると、コレストロール低減薬の効果なのかもしれません。
ですが、薬は、これまでずっと飲み続けていますが、ここまで大幅に改善されたことはありません。
今回、途中で薬を変更しましたが、同じスタチン系の薬ですので、それ程影響は無いと思いますが、どうなんでしょうか。
今度、先生に聞いてみたいと思います。
では、他に何か思い当たることがあるかと言いますと。
それは、
ピーナッツ
です。
ここ、1.5ヶ月間ほど、私は、毎日のように、ピーナッツを食べています。
しかも、結構な量です。
ピーナッツの適量は、
1日30~40g程度
と言われていますが、私の場合、
40~80g程度
食べています。
以前は、間食や小腹が空いた時に食べていたのですが、炭水化物を抜くようになってからは、食事の時も、ごはん(米)代わりと言う訳では無いのですが、おかずと一緒に食べるようになりました。
ピーナッツには、体に良い油が豊富に含まれているので、もしかすると、それが理由で中性脂肪やコレストロール値が改善されたのかもしれません。
そこまで言わないまでも、何らかの良い影響を与えているのかもと思えてなりません。
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ピーナッツで中性脂肪やコレストロールが改善されるの?
改めて、ピーナッツの栄養成分を見てみますと、
<100gあたり>
エネルギー 567kcal
炭水化物 16.13 g
糖分 4.72 g
食物繊維 8.5 g
脂肪 49.24 g
タンパク質 25.80 g
となっています。
ピーナッツの半分は、脂肪で出来ていますので、太りやすいとお思いの方もいらっしゃると思いますが、ピーナッツの脂肪は、動物性の脂肪と異なり、植物性の脂肪ですので、太りにくい性質を持っています。
動物性の脂肪は、常温で固まってしまう
「飽和脂肪酸」
なのですが、ピーナッツの脂肪は、オレイン酸やリノール酸を多く含んだ
「不飽和脂肪酸」
です。
不飽和脂肪酸は、血液中の中性脂肪や悪玉コレストロールを下げる働きがあり、動脈硬化などの生活習慣病を予防するのにも効果があると言われています。
その、ピーナッツの脂肪を見てみますと、
・飽和脂肪酸 6.2 g
・一価不飽和脂肪酸(オレイン酸など) 24.4 g
・多価不飽和脂肪酸(リノール酸) 15.5 g
このように圧倒的に不飽和脂肪酸の量が勝っています。
これでしたら、
「ピーナッツを食べると血液がサラサラになる」
と言われるのも、わかるような気がします。
オレイン酸とリノール酸の働きとは?
<オレイン酸>
オレイン酸は、ピーナッツだけでなく、他のナッツ類やオリーブオイルなどに多く含まれている、不飽和脂肪酸です。
オレイン酸の働きで有名なのが、善玉コレストロールを増やして、悪玉コレストロールだけを減らすことです。
そのため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を予防したり改善するのに非常に役立っています。
この他にも、胃酸の分泌を抑えて胃酸過多や胃潰瘍を予防したり、便を軟化させ、腸の働きを良くする働きがあります。
オレイン酸は、まさにサラサラ成分そのものです。
<リノール酸>
リノール酸も不飽和脂肪酸の一種で、くるみや紅花油、コーン油に多く含まれており、体に必要な必須アミノ酸です。
血液中のコレストロールや中性脂肪を一時的に低下させる働きがありますが、悪玉コレストールと同時に善玉コレストロールも一緒に低下させてしまう性質がありますので、摂取量には注意しなくてはなりません。
リノール酸を摂り過ぎてしまいますと、アレルギーや大腸がんのリスクを高めると言われていますので、食べ過ぎは厳禁です。
まとめ
ピーナッツを食べると、
「血液がサラサラになる」
とは、よく言ったものです。
それもそのはず、サラサラ成分である良質な、
「オリオン酸」や「リノール酸」
が豊富に含まれているだけでなく、
「ビタミンE」や「カロテン」
などの抗酸化作用も含まれていますので、中性脂肪やコレストロールの低減はもちろん、血管の老化を防ぐことにも一役かっていという訳です。
脂肪分が多いので、ドロドロ血になるのでは?
と思ってしまいがちですが、実はその効果は、全く逆なので安心して食べることが出来ます。
今回、思いのほか、血液検査の結果が良かったのも、やはりピーナッツパワーが働いていたからかもしれません。
まだ、ピーナッツを食べ始めて2ヶ月足らずと日が浅く、確かなことは言えませんが、
今のところ、
グッジョブ! ピーナッツ!
です。
次回の検査がどうなるか楽しみです。
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