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もうすぐバレンタイン!血糖値が上がらないチョコレートはあるの?

   

今年は暖冬かと思いきや、最近はめっきりと寒くなり、外出が億劫になるのは、私だけでしょうか?

 

正月ムードもすっかり無くなってしまい、変わって世間では、バレンタインデー商戦に向け、各社様々な宣伝を繰り広げるようになってきました。

本命チョコから義理チョコまで、あらゆるニーズに応えるべく、本当に多くの商品がラインナップされています。

また、今では、ネット通売も当たり前になりましたので、わざわざ買いに行かなくても全国の有名店から取り寄せることが出来ますので、本当に便利な世の中になりました。

最近は、傾向が少し変わってきているのかもしれませんが、昔からバレンタインと言えば「チョコレート」が定番アイテムです。

甘くておいしいチョコレートは、子供から大人まで大変人気の高いお菓子ですが、残念ながら糖尿病にとってチョコレートは、避けなければならないお代表的な菓子の一つです。

 

血糖値が上がらない、もしくは上がりにくいチョコレートがあればいいのですが、そのようなチョコレートはあるのでしょうか?

 

今回は、糖尿病でも食べられるチョコレートについて考えたいと思います。

 

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チョコレートにもランクがある?

普段、何気なく食べている「チョコレート」ですが、お菓子の世界では、チョコレートと表示して良いものと、表示してはいけないものがあるということは存知でしょうか。

 

日本チョコレート・ココア協会によりますと、チョコレート類には、大きく、

 

「チョコレート製品」と「カカオ原料」

 

に、二分されていて私たちが、お菓子としてよく食べるチョコレートは、更に細かく4種類の名称に分類されています。

 

具体的に言いますと、

 

■チョコレート製品

 ①チョコレート

  チョコレート生地だけ、もしくは、

  チョコレート生地60%以上使用の加工品

 

②チョコレート菓子

  チョコレート生地60%未満

  ナッツやフルーツなど、他の食材と組み合わせた加工品

 

チョコレート生地

カカオ分35%以上

もしくは、

カカオ分21%以上でそれを合わせた乳固形分が35%以上

 

 

 ③準チョコレート

  準チョコレート生地だけ、もしくは、 

  準チョコレート生地60%以上使用の加工品

 

④準チョコレート菓子

  純チョコレート生地60%未満

  ナッツやフルーツなど、他の食材と組み合わせた加工品

 

準チョコレート生地

カカオ分15%以上

もしくは

カカオ分7%以上でそれを合わせた乳固形分が12.5%以上

 

 

この他にも、全国チョコレート業公正取引協議会が、設けている、

 

「純チョコレート規格」

または、

「ピュアチョコレート規格」

 

と呼ばれている規格があります。

 

・チョコレート生地それ自体であることまたは、

 チョコレート生地のみによって作られたチョコレートであること

 

・カカオに由来する成分は、ココアバターのみを使用したチョコレートか、ココアバター

 とカカオマスの両方を使用したチョコレートであること

 

・含有する脂肪は、ココアバターのみに由来する脂肪か、ココアバターと乳の両方から得ら

 れた脂肪のみであること

 

・スクロース以外の糖類を使用しないこと。

 

・スクロースはチョコレートの全重量の55%以下であること。

※スクロース=ショ糖

 

などとチョコレート規格より規格が厳しくなっています。

 

 

おいしさの順で言いますと、

 

1、純チョコレート

2、チョコレート

3、準チョコレート

 

という順番になり、値段もおいしさに比例するのが一般的です。

 

本当にチョコレートと呼べるのは、純チョコレートとチョコレートだけなんですね。

 

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糖尿病でも食べれるチョコレートはあるの?

チョコレートと一言で言っても、これだけたくさんの分類がありますが、糖尿病でも食べられるチョコレートはあるのでしょうか?

 

色々調べてみますと、

 

ありました!

 

糖尿病でも食べてOKなチョコレートは結構あります。

 

ポイントは、

 

◇分類はチョコレートもしくは純チョコレート

◇高カカオ

◇低糖

 

の3つです。

 

カカオが多く含まれていればいる程、GI値が低く血糖値が上昇しにくいので、食べても安心です。

 

カカオ含有量に対するGI値のおおよその目安は、

 

カカオ含有量      GI値

85%          20程度

70%          30程度

50%          40台前半

 

となっています。

 

一般的に低GI食品と呼ばれるのは、GI値55以下ですから、カカオ50%以上が含まれていれば、チョコレートといえども優秀な値なのではないでしょうか。

 

カカオ85%のチョコレートですと、しらたき23、レタス23レベル

カカオ70%のチョコレートですと、納豆33、玉ねぎ30 レベル

カカオ50%のチョコレートですと、サバ40、豆腐42 レベル

 

のGI値です。

 

ちなみに、一般的なミルクチョコレートと呼ばれている「準チョコレート」とですとGI値が、91程度ありますので、もはや全く別の食べ物と言ってもおかしくありません。

 

まとめ

糖尿病であっても、食べられるチョコレートがあるのは、うれしい限りです。

でも、チョコレートを選ぶ際には、裏の成分表や、カカオの含有比率など、しっかり確認してから購入するようにしましょう。

 

今では、スーパーやコンビニなどの店頭で簡単に70~95%程度の高カカオチョコレートが購入できますし、種類も豊富ですので好みに合うチョコレーに出会う確率も高いのではないでしょうか。

 

また、「ゴディバ」や「ピエールマルコリーニ」などの高級ブランドチョコレートでもしっかり高カカオチョコレートはライナップされていますので、ちょっと糖尿病やメタボが気になるお相手へのプレゼントとしても安心です。

 

今年のバレンタインは、高カカオチョコレートを中心に選んでみては、いかがでしょう。

もしかすると、あなたへのポイントが上がるかもしれませんよ!

 

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