謎の左ひじ痛そして胸骨痛み真ん中押すと痛い!原因は何だ?
2017/06/21
突如として発生した謎の胸骨と左肘の痛み。
最初に胸骨が痛み出し、その一週間後に左の肘が痛み出します。
しばらくすれば治るだろうと思い、湿布を貼って様子を見ていたものの、治るどころか、日に日に痛みが増し、とうとう余りの痛さに耐えきれなくなって病院に駆け込む羽目になってしましました。
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左ひじ痛、胸骨痛みは何科で診てもらう?
最初、どこの科で診てもらうのが一番良いか少し悩みましたが、病院の受付で相談したところ、
整形外科
で診てもらうのが良いと言われ、整形外科にかかります。
担当のお医者さんは、
・肘がどれだけ曲がるか、伸ばせるか。
・肘の腫れはどうか。
・胸の骨の痛みはどの辺りか。
などなど念入りに触診した結果、
・肘に炎症が起きている。
・肘に水が溜まっている。
・細菌感染の可能性もある。
・もし感染していれば、すぐに処置をしないと命にも関わる。
・すぐに検査が必要。
とおっしゃるではありませんか。
こちらとしては、ただのひじ痛、胸骨痛で細菌感染なんて、全く想像すらしていなかったのでちょっとびっくりしましたが、命に関わるとまで言われたら検査をしない訳にはいきません。
早速、検査着に着替え、検査開始です。
胸骨痛と左ひじ痛の検査ってどんなことするの?
まず最初に、行ったのが、
血液検査
続いて、
レントゲン
心電図
MRI
と立て続けに行います。
立て続けと言っても、待ち時間が結構ありましたので、なんだかんだ言って全部終わるまでに4時間くらいかかってしましました。
検査結果が全て出揃ったところで、再度、先生と面談です。
お医者さん
「レントゲンの結果は異状ありません」
「MRIの結果は異状ありません」
「心電図の結果は異状ありません」
「血液検査の結果、炎症反応が出ていますが、原因が何かは分かりません」
「細菌感染しているか調べる必要がありますので、肘に溜まっている水を抜いて調べます。」
ということで、急遽、肘の水を抜くことに。
「え~、まじかよ~!」
実はワタシは、注射が大の苦手なのです。
しかも、なぜか肘の水を抜いてくれるのは担当の先生でなく、その先輩?と思われる女医さん。
なぜ、担当医が抜かない?
もしかして、担当医、あなたはまだ新米なのか?
それとも注射は、女医さんの専門分野?
などなど、いくつかの疑問が頭をよぎりますが、そんな気持ちはおくびにも出さず、素直に肘を差し出します。
女医さん
「ちょっとチクっとしますよ~」
ブスッ!
「ぐぉっ」
グググググっと針が肘の中心部まで刺さっていきます。
女医さん
「あれっ?おかしいな?」
グリグリっと針を肘の中で回し始めます。
「抜けない!」
「いや、入って行かない?」
と言いつつ針をグリグリやってくれます。
どうやら水がなかなか抜けないようです。
ワタシ
「せ、先生、それめっちゃ痛いです。」
看護師さん
「痛いですよね~、深呼吸してください」
息をスーハ―、スーハ―やると多少気はまぎれますが、痛みが減る訳ではありません。
グリグリ
「ぬぉ!」
グリグリ
「ぬぉぉぉ!」
時間にしたら5分、いや2~3分程度だったかもしれません。
しかし、グリグリやられている方からしてみればかなり長い時間です。
ふっと、痛みが無くなったので見てみると、肘から注射針が抜けています。
「ふぅ、やれやれ。やっと終わったか。」
と安堵していると、
バリッ、ベリベリ
とまた、新しい注射器が用意されています。
女医さん
「うまく抜けなかったので、もう一回やりますね~」
ワタシ
「えーーーーっ!」
「まじかよ~」
という気持ちをグッと抑え、再び肘を差し出します。
ブスッ
「ぐぉっ!」
ズブズブズブ
グリグリグリ
「くぅ~っ、い、痛い」
女医さん
「ん~、おかしいな~」
「ダメだ、抜けない」
どうも、今回もうまく抜くことが出来ないようです。
女医さん
「どうも、針が太いようです。」
「細い6号の針でやってみます」
ワタシ
「げげげ。まだやるのかよ~」
「勘弁してくれ~」
という私の思いをよそに今度は、ワンランク小さな注射器でトライします。
ブスッ!
ん?
さっきよりは痛くないかも。
ズブズブズブ
グリグリグリ
「くっそ~、そのグリグリは、なんとかなんないのか?」
「それが滅茶苦茶痛いんだよ!」
と心の中で絶叫するワタシ。
女医さん
「ん~、関節に入っていかないなぁ~」
グリグリグリ
女医さん
「あれ~、引けない!引けないな~?」
ワタシ
「はぁ?今度は引けない?なんだよ引けないって?」
「どうでもいいから、思い切って引いてくれよ~」
女医さん
「やっぱりだめだ~、引けない!」
と言って、とうとう水を抜くのをあきらめてしまった。
オイオイ、3回も人の肘に極太の針をぶっ刺してグリグリやった挙句、収穫ゼロですか?
軽い怒りと悲しみが込み上げてきましたが、抜けないものは抜けないのですからしょうがありません。
担当のお医者さんは、
・水が上手く抜けないこと
・今ある検査結果で判断しないといけないこと
・出来れば、上司にもこの結果を見てもらいたいこと
をどこかに電話をかけて報告した後、
「肘の水が抜けませんでしたので、詳しい検査に出すことが出来ません。」
「細菌感染の可能性を考慮し、入院して抗生剤を投与します。」
とおっしゃいます。
これ以上、痛みがひどくなっても嫌ですし、細菌感染の場合、命にも関わる可能性もあるとのことですので、やむを得ません。
入院を二つ返事で了承することにしました。
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謎の左ひじ痛と胸骨の痛みで緊急入院
初見で細菌感染の疑いがあったものの、MRI、レントゲンの結果ではそれらしい要因は見つかりませんでした。
痛みの原因は分からないままですが、万が一のことを考えて、入院することになったワタシ。
病室に通され、入院の手引きみたいなファイルを読まされ一息ついていると、
お医者さん3人が登場です。
先頭には、初めて見る年配のお医者さん
次に私の担当医。
そして肘に3回も注射をしてくれた女医さん。
初めて見る年配のお医者さん。
恐らく、整形外科で一番偉い人なのであろう。
ニコニコしながら、私のベッドの脇までくると、
「私でもちゃんと抜けるか分かりませんが、やってみますね~」
とおっしゃるではありませんか。
「はぁっ?」
「ま、まさか、また肘の水を抜くのですか?」
年配のお医者さん
「はい、もう一度やってみたいと思います。」
マジかよ~(涙)
やっと一息ついて、ベッドでくつろいでいる時に、まさかまさかの4回目の水抜きです。
勘弁してくれ~!
明日にしてくれ~!
痛いからもうヤダ~!
なんて言える訳もなく、言われるがまま再度、肘を差し出します。
手際よく注射針が用意され、4回目も3回目と同じ6号サイズの注射針でぶっさすようです。
またあの痛みを我慢しなきゃいけないのか~
と思いつつ深呼吸をして覚悟を決めます。
ブスッ!
んんんっ!
ちょっと痛いけどさっきほどではありません。
年配のお医者さん
「ほう、なるほど。確かに抜きにくなぁ~」
といいつつも、やがて2~3㎝ほど注射器の中に水が溜まっているのが見えます。
年配のお医者さん
「沢山は抜けなかったけど、これだけあればとりあえずはOKでしょう」
といって肘から注射針を抜き、あっという間に処置完了です。
時間にして30秒から1分くらいでしょうか。
あれ、もう終わり?
グリグリはやらないの?
4回目の注射も痛いことは痛いのですが、先ほどの苦痛と比べたら全然マシです。
しかも、ちゃんと水が取れているし・・・
「さすが、年の功。プロだ!」
と思ったワタシ。
比べてはいけないのかもしれませんが、先ほどのグリグリは何だったんだ?
上手くやれば、痛みも最小限でちゃんと水が抜けるではありませんか。
ちっくしょー、さっきのグリグリ、単にあの女医さんがヘタクソなだけだったんだ。
と、ふたたび女医さんへ、ちょっぴり怒りが込み上げてきましたが、ここはぐっと我慢です。
先生たちは、注射器に入っている肘の水を目視し、
「ん~、綺麗だね」
「そうですね。綺麗ですね」
なんて言い合っています。
細菌感染していると、水が濁っていたり、ドロッとしていたりするらしいのですが、抜いた水は綺麗な状態なので、どうやら、
細菌感染の疑いは低いのではないか?
という可能性が出てきたようです。
いずれにせよ、検査結果が出るまではハッキリしたことは分かりませんので、今夜から抗生剤の点滴を開始し、要経過観察です。
先生は、
「抗生剤が効けば、痛みや炎症も治まるでしょう。」
とおっしゃいます。
でも、
もし、原因が細菌感染じゃなければ、抗生剤は意味が無いんじゃないか?
と思いつつ、
何とか薬が効いてくれればいいな
という期待するワタシ・・・
夕食を終え、消灯時間の21;00を過ぎたころ、看護婦さんが点滴を持ってやってきます。
果たして抗生剤は効いてくれるのか?
いよいよ点滴生活のはじまりです。
まとめ
左ひじの痛みと胸骨の痛みが、あまりにも酷くなってきましたので病院に行って検査をしましたが、結局、現時点では何が原因か分からずじまいでした。
当初、細菌感染の恐れがるということで、かなり深刻な状態も考えられていましたが、検査結果や肘の水の状態を見る限り、その可能性も幾分低くなってきているようです。
初日で分かったことは、
原因が分からないけど炎症反応が出ている。
体の中で何かが起こっているのは間違いない。
これだけです。
あとは、細菌結果がどうなるか?
何も無いことを祈りつつも、抗生剤の点滴を始めるワタシ。
ちゃんと薬は効いてくれるのでしょうか?
原因は分かるのでしょうか?
一日も早くこの痛みから解放されたいと思いつつ、入院初日を終えるのでした。
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