糖尿ライフ.com

30代で糖尿病と診断された元サラリーマンがお伝えする、糖尿病と一緒に生きていく人の為の情報ブログ

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手の甲と足の甲に突然謎の湿疹が出た!

   

先日、久しぶりに海に行ってきました。

特に何をしたというワケではないのですが、日光浴を楽しんだり、浜辺でのんびりと過ごして気分をリフレッシュしてきました。

普段、家にいることが多い私ですが、たまには、浜辺でのんびりするのも気分が変わっていいですね。

 

海と言えば、日焼け。

年を重ねるにつれ、紫外線の影響が気になるところですが、私は、昔から日焼け止めとかサンオイルなどは塗らないタイプ。

 

ですから、一日中、浜辺で過ごしていますと肌が真っ赤になってしまい、当然のことながら、その日の夜からしばらくの間、は肌がヒリヒリしています。

ちゃんと日焼け対策をすればいいのですが、正直面倒くさいのと、ちょっと我慢すれば、ヒリヒリ感もすぐ収まりますので、

 

ま、いっか!

 

となってしまうのです。(←ダメですねこれは!)

 

今回も、

 

「ちょっと焼き過ぎちゃったかな~」

 

と思いつつも、

 

「まあ、いつもと同じく、すぐに落ち着くだろう」

 

と思っていたところ、なぜか今回は、今までにない症状が出てしまったのです。

 

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突然やって来た謎の症状とは?

今回、生まれて初めてといってもいいかもしれません。

 

なんと、両方の,

 

「手の甲」と「足の甲」

 

湿疹と言ったらいいか、アザと言ったらいいか分かりませんが、

謎の赤みが発生してしまったのです。

 

その謎の赤みが発生したのは、海から戻って2日後のこと。

椅子に座ってパソコン作業をしていると、足の甲にアザが出来た時のような痛みを感じたので、

 

ん?どこかにぶつけたかな?

 

と思って足を見てみると、足の甲に赤い斑点のようなものが、出来ているではありませんか。写真だと少しわかりづらいですが、湿疹のように、ブツブツが出来ているという感じではなく、アザのような症状です。

 

でも、よく見てみると、大きな一つのアザになっているのではなく、小さなアザが集まって、一つのアザのようになっているのです。

 

<足の甲の主な症状>

・赤みを帯びたアザのようなものが出現

・左右両方の足の甲に出現

・少し痛みはあるが気にならないレベル

・かゆみは全くない

 

そして、

その時は気が付かなかったのですが、しばらくしてふと手を見てみると、なんと手の甲にも同じ症状が出ているではありませんか!指の付け根から、手の甲にかけて赤いアザのようなものが出来ています。

<手の甲の主な症状>

・足の甲と同じく赤みを帯びたアザのようなものが出現

・左右両方の手の甲に出現

・痛みは全くない

・ただ赤くなっているだけ

 

手の甲と足の甲、両方に湿疹が出来るなんて・・・

これはちょっとおかしいかも?

もしかして糖尿病の合併症か?

 

なんて思い、色々調べてみましたが、糖尿病が原因でこのような症状が現れるという可能性は、今のところ低いようです。

 

では、糖尿病とは関係なくこれらの症状にマッチする原因があるのかどうかについても調べてみましたが、コレ!といった原因を見つけることは出来ませんでした。

 

でも、強いてあげるとすれば、

 

紅斑

 

という病気の症状に似ているかもしれません。

 

紅斑とは

紅斑とは毛細血管拡張などが原因で皮膚表面に発赤を伴った状態をいう。同部を圧迫すると消失する。皮膚温度の上昇はないが、より深部の動脈の拡張の合併があれば皮膚温は上昇する。

Wikipediaより

 

ということらしいです。

 

原因も、様々で、

 

・感染症

・マッサージ

・電気的処理

・ニキビ

・アレルギー

・運動

・太陽放射(日焼け)← もしかしてコレかも?

・皮膚の放射線症候群

・毛のワックス処理や引き抜き

 

などがあげられておりますが、30~50%の事例では、原因が特定できていないようです。

 

自分の症状と紅斑の画像などを見比べてみますと、紅斑のように見えないことはありませんが、微妙に違うような気もします。

 

やはりここは、

 

「専門家の意見を聞いた方がいいだろう」

 

ということで、まずは普段、糖尿病治療でお世話になっている主治医に相談してみることにしました。

 

で、

病院で診てもらった結果は・・・

 

特に異常無し!

 

「はぁ?」

「異常無しですか?」

 

先生いわく、血液検査の結果によると、

 

何か悪いウィルスに侵されているとか、怖い病気の恐れはない!

 

だから心配しなくて良いとのこと。

 

しかも、

 

「軟膏を塗っておけば、早く治るけど、塗らなくても自然に治るよ!」

 

というレベルのものらしいです。

 

「な~んだ、それなら一安心」

 

ということで、今回は薬を貰わず、そのまま帰宅することに。

そして、とりあえずは、1週間ほど様子を見ることにしました。

 

謎の湿疹発生から1週間後!経過はいかに?

湿疹発生から1週間後、症状はどうなったかと言いますと・・・

 

ひ、酷くなっている・・・

(ちょとキモイのでマスクをかけておきます)

 

しかも結構痛い!

 

普段、サンダルを愛用している私ですが、足の甲がサンダルにあたるたびに何とも言えない痛みが走ります。

 

では、手の甲はどうでしょうか。手の方は、足ほど悪化していませんが、それでも少し赤みが強くなってきました。

 

また、これらの赤みは、手の甲、足の甲にとどまらず、足の膝あたりにも、ちょこちょこと出現してくるようになってきました。

う~ん・・・

これは、自然治癒は、厳しいかも・・・

 

やはり、もう一度病院へ行ってちゃんと見てもらった方が良いかもしれません。

といいつつも、その前に、ダメもとで薬局の人に相談してみました。

 

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謎の湿疹が発生!薬剤師さんの見解とは?

さっさと病院に行けばいいものの、市販薬で何とかなればそれに越したことはないと思い、近所の薬局へ。

 

<某薬局店でのやりとり>

私   「すいませ~ん」

 

薬剤師 「どうしました?」

 

私   「海に行って日焼けしたら手と足がこんなになってしまったのですが・・・」

    「何かいい薬はありますか?」

 

薬剤師 「・・・・・」

    「う~ん・・・、そうですね」

    「これなんかが良いと思います。」

 

薬剤師さんが出してきたのは、炎症を抑える軟膏。

 

私   「炎症を抑える薬?」

    「この症状って炎症なんですか?」

 

薬剤師 「炎症ですね」

 

私   「原因は、なんなんでしょう~?」

 

薬剤師 「日焼けですね。日焼けによって、いわゆる火傷状態になっているんです。日焼けするとそういう症状がでることがよくあります。」←即答でした。

 

私   「はぁ。そーなんですか」

    「じゃあ、この薬を塗ったら良くなりますか?」

 

薬剤師 「おそらく大丈夫だと思います。」

 

私   「じゃあコレください!」

 

ということで、薬をゲット。

 

「な~んだ、ただの火傷か。」

「じゃあ、薬を塗ってればじきに治るな!」

 

ということで、それから1週間ほど、朝晩1日2回、買ってきた薬を、

 

ヌリヌリ

ヌリヌリ

ヌリヌリ

・・・・

・・・・

・・・・

ヌリヌリ

 

 

結果は・・・

 

まったく効果無し!

 

一週間前とほとんど変わりません!

いや、むしろ症状が更に進行しています。

今度は、左右の目のすぐ下に、目立たないけど赤い斑点が、一つずつポツッ、ポツッと出始めたのです。

 

おいおい!

コレ、どう見ても火傷じゃないだろー!!!!!

 

ということで、今度は、ちゃんと大きな病院の皮膚科で診てもらうことにしました。

 

謎の湿疹!皮膚科の先生の見解とは?

なんだかんだ無駄な動きをしていたせいで、謎の湿疹が出来てから2週間以上が経過してしまいました。

 

結局、病院に行った時には、

 

左足の甲

右足の甲

左手の甲

右手の甲

右膝上

左膝上

右膝の裏側

左目のすぐ下

右目のすぐ下

(症状が酷い順)

 

の場所に謎の赤い斑点が出現している状態でした。

 

先生には、今までの経緯、

 

・海で日焼けをしたこと。

・湿疹が2週間前から発生したこと。

・現在、糖尿病治療中であること。

・一度かかりつけ医に診察してもらったこと。

・その際の血液検査結果も持参していること。

・薬局で火傷だと言われ、炎症を抑える薬を塗ったが効かないこと。

 

等々、出来るだけ正確に状況を伝えました。

 

さすが専門家だけあって、じっくりと患部を観察します。

ちょっとびっくりしたのが、肉眼だけでなく、なんと、直径30㎝はあるんじゃなかろうかという、巨大虫眼鏡みたいなものでくまなく観察です。

先生は、私が申告した部位だけでなく、お腹、背中など本人が気づいていない場所にも症状が出ていないか念入りにチェックされます。

 

そして、一通りチェックが終わり、パソコンに何やら打ち込み始め、一呼吸置いた後、まず私に発した言葉が、

 

「原因は、わかりません!」

 

と一言。

 

え~っ!マジっすか?

 

と思た矢先、

 

「でも、何らかのアレルギーである可能性が高い。」

 

と付け加えてきました。

 

そして、

 

「すぐアレルギーテストを行いたいが、普段、薬を服用している方は、10日程、薬を抜かなければ、テスト結果に薬の影響がでてしまうので、今日はテストが出来ません。」

 

「ですから、今日のところは、飲み薬と塗り薬を処方しますので、それで様子を見て4日後また来てください。」

 

とのこと。

 

「ふぅ~、やれやれ、また経過観察か~」

「でも、しょうがないな」

 

ということで、処方された薬を受け取り、早速当日から、食後に飲み薬をのみ、

1日2回、患部に薬を塗り始めます。

 

するとどうでしょう。

 

今回は、かなり強力な薬なんでしょうか、薬を使用してから、みるみる肌がきれいになっていきます。(そういえば先生はステロイドとかなんとか言っていました。)

なんと、なんと、薬を使い始めて3日後には、ほぼ綺麗さっぱり赤い斑点はなくなりました。(でも、ちょっぴり黒ずみは残っています)足の甲の皮が剥け始めて汚いですが、赤みはありません。

手の甲の赤みも、綺麗さっぱり消滅です。ということで、約束通り4日後に再び病院を訪れ経過を報告しましたところ、無事、飲み薬は停止、塗り薬をあと3日間だけ塗り続けて、今回の治療は終了ということとなりました。

めでたしめでたし!

まとめ

今回、生まれて初めて、手の甲、足の甲に赤い斑点ができ、膝上、膝裏、目の下など徐々に症状が広がっていくという謎の湿疹が発生しましたが、結局のところ何が原因でこうなったか分からずじまいでした。

ただ、何かのアレルギーの可能性があるということでしたので、何かの機会にアレルギーテストを行ってみたいと思います。

今回、幸いにも処方された薬がメチャクチャ効いてくれて、症状が長期化することが無かったのは良かったものの、今までこのような肌トラブルは、一回もありませんでしたので、ちょっとショックでした。

 

糖尿病、加齢、免疫力低下などなど、思い当たる節はたくさんありますので、これからは、より一層、健康管理に気を付けなければなりませんね。

いずれにせよ、体に異常が現れた際には、モタモタせずに、専門医に診てもらうのが一番です。

今回の経験を経て、改めてそう思うのでした。

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