糖尿ライフ.com

30代で糖尿病と診断された元サラリーマンがお伝えする、糖尿病と一緒に生きていく人の為の情報ブログ

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筋肉が落ちると病気にになる?

   

ここ最近、筋トレをサボっています。

 

サボっているというより、もはや、

 

全くやらなくなってしまった!

 

といってもいいかもしれません。

 

体は正直なものです。

 

筋トレをやめてしばらくすると、ウェストも太くなってきて、体重も徐々に増え始めてきます。

 

何と言っても顕著に表れるのが、腕まわりです。

 

多少なりとも筋トレをやっている時は、腕にハリがあってゴツゴツした感触なのですが、

しばらくやらないでいると、二の腕は非常に柔らかくなってきます。

 

カチッとした感じが無くなり、フワフワしてきて、何と言いますかまるで女性の腕のようです。(ちょっとキモイですね)

 

元々、自慢できるほど引き締まった体ではありませんでしたので、周りからするとそれほど変わっていないように見えるかもしれませんが、自分の感覚では「まるで別物」と感じるほど違ってきます。

 

このまま放っておくと、ますます体系は崩れてくるのは間違いありませんし、なにより筋力が衰えることによって何か別の困ったことが起こるのではないかと少し心配です。

 

老化は足からくる!

 

ともいわれていますので、足の筋力だけは特に注意をしておきたいものです。

 

社会人になると学生時代と比べ明らかに運動する機会が減ってきますので、自ら意識して行動しないと、

 

全く運動しない!

 

なんて環境にすぐ陥りがちです。

 

若い時は、そんなに体を鍛えておかなくても問題ないと思いますが、ある程度の年齢になりますと、そこそこ体を鍛えていないとすぐにメタボ体形になってしまうのです。

 

そして筋力をある程度維持しておかないと、見た目が悪くなるばかりか、様々な病気の原因になるとも考えられているので困ったものです。

 

つまり、体系の崩れると、健康も崩れてくる!という訳です。

 

では、一体、筋肉が落ちるとどんな病気になるのでしょうか?

 

今回は、そのことについて考えてみたいと思います。

 

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筋力が低下することと筋肉が減ることは違う?

<筋力の低下>

継続的に筋トレをしていると重たいものが持ち上げられるようになったり、腕立て伏せやスクワットの回数が多く出来るようになってきます。

 

これは筋力が付いてきているという証拠です。

 

一方、逆にトレーニングをやめてしまうと、筋肉に負荷がかからなくなりますので筋肉は休んでしまうことになり、やがては徐々に力が出なくなってきてしまいます。

 

しかし、これは一時的に筋肉が休眠状態になっているだけですので、筋トレを開始すると、またすぐにもとに戻れる状態となっています。

 

個人差もあると思いますが大体、2週間程度の休みであれば、すぐに復活できるのではないでしょうか。

 

筋力の低下は、使われない筋肉がお休み中ということなのです。

 

<筋肉の減少>

筋トレを休んで筋力が低下しているにもかかわらず、そのまま何もせずに放っておくと、体は不要な筋肉があると認識して筋肉を減らし始めます。(筋肉減少)

 

筋肉減少は、筋力低下と違い筋肉そのものが無くなってしまいますので、パワーも減ってしまいますし、見た目も随分変わってきます。

 

引き締まったからだから少しフワッとしたりポチャっとしてきます。

 

これも個人差によりますが、大体1ヶ月くらい何もしないで放置していると筋肉が減少してくると言われています。

 

筋肉が減少すると、元の状態に戻すのは大変です。

 

しっかり筋肉に負荷をかけてトレーニング

 

を行う必要がありますし、しかも

 

長い期間トレーニングを行う

 

必要があるということです。

 

筋肉を減らすと元の状態に戻すのは大変ですので、出来るだけ一ヶ月以上放置するのはやめておいた方が良いかもしれません。

 

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筋肉が落ちるとどんな病気になる?

体は、様々な筋肉に覆われていますが、筋肉全体の70%を占めているのが、

 

下半身

 

です。

 

腰回りやお尻、太ももといったいわゆる大きな筋肉があって体を支えている重要な部分です。

 

これらの部分は、加齢や運動不足になると真っ先に衰えると言われているところですので、筋トレをするのであればこれらの部分を重点的に行うと良いでしょう。

 

では、これら下半身の筋肉が落ちてきてしまったらどのような病気になりやすいのでしょうか?

 

<糖尿病>

筋肉が落ちてくると懸念される病気の一つに糖尿病があげられます。

理由は簡単、糖の消費先であり貯蔵先である筋肉が減少してしまう為です。

 

ごはんやパンなどの糖質を摂取すると、血液中に糖が流れ込みます。

 

糖は、通常エネルギー源として消費されますが、消費しきれない糖は肝臓や筋肉に貯蔵されるということはご存知の方も多いと思います。

 

でも、糖の消費先かつ貯蔵先でもある筋肉が減少してしまったらどうなるでしょう?

 

消費も貯蔵もされないのですから、しばらく血液中に残るしかありません。

 

血液中に高い濃度の糖が居続ける状態が続くこと。

 

それはつまり、

 

糖尿病

 

になるということなのです。

 

<心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中>

太ももや足、お尻などの下半身の筋肉が減少してしまいますと、今まで下半身に流れていた血液が上半身へと流れ込み血流が多くなります。

 

血流が多くなるということは、血圧が高くなるということですので、注意が必要です。

高血圧は、心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中など、血管に関わる重篤な病気を引き起こす要因

となるからです。

 

<腰痛、関節痛>

筋肉が落ちると、今まで筋肉で保護していた関節への負担が多くなります。

 

腰や関節に思い負荷をかけ続けていると、慢性的な関節痛、腰痛になることは間違いありません。

 

年を取ると代謝も悪くなり太ってしまう方も多いと思いますので、なおさら筋肉維持に努めなければなりません。

 

筋肉を減少させないためには?

筋肉が少なくなって良いことなんて一つもありません。

 

筋肉を減少させないためにも、

 

・しっかりタンパク質を摂取する

・しっかり運動(筋トレ)をする

 

この2点を実践していきましょう。

 

一日に必要なタンパク質の量は、大まかな目安ですが、

 

・あまり運動しない普通の人  → 体重1㎏あたり1g

・ガッツリトレーニングする人 → 体重1㎏あたり2g

 

程度です。

 

体重70kgの普通の人であれば、70gのタンパク質を摂取すれば良いのです。

簡単にタンパク質を摂取するには、安くて、おいしくて、たんぱく質含有量20g以上のプロテインがおススメです。

 

筋トレは、筋肉をつけるのに最適なトレーニングです。

関連記事:筋トレでHa1cを下げることは出来る?

関連記事:食後の腹筋は血糖値対策に有効なの?

スポーツジムなどに行って本格的にやるのもいいですし、自宅で自重をつかったスクワットや腕立て伏せなど簡単なトレーニングだけでも十分効果を得ることが可能です。

 

長時間やる必要はありませんので、まずは簡単にできることからやっていみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

筋肉が落ちてくると、体形が変わってくるだけでなく、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病を発症するリスクが高まります。

 

一度、筋肉が落ちてしまうと元に戻すのにかなりの労力を要することになりますので、まずは現状維持を、そして余力が出来たら増強を目指してみるのがいいと思います。

 

私もかれこれ1ヶ月くらい筋トレをサボっていますので、これを機会にまた始めてみたいと思います。

 

まずは、定番の腕立て&スクワットからですね!

 

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