糖尿ライフ.com

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緑茶を飲むとトイレが近い!コレって大丈夫?

   

最近、緑茶をよく飲んでいます。

 

毎日と言う程では無いのですが、週5くらいのペースで飲んでいます。

やはり緑茶はおいしいですね。

 

食事の時はもちろん、ちょっと一息入れたい時や、くつろぎたい時にぴったりです。

 

コーヒーですと、1~2杯くらいしか飲まないのですが、緑茶ですと5~6杯くらいは軽く飲んでしまいます。

 

だからなのでしょうか?

 

緑茶を飲むと、異常にトイレに行く回数が増えるのです。

 

前々から気にはなっていたのですが、

 

水分の摂り過ぎだからしょうがないかな?

 

と思ってもみたのですが、ただの水の場合ですと、それ程トイレに行く回数は多くありません。

 

緑茶には、「利尿作用」があると言いますから、恐らくその影響なのでしょうが、それにしてもよく出ます。

 

特にデスクで作業していたり、テレビを見ている時など、じっとしていると頻繁にトイレに行きたくなります。

 

「あれ、さっき行ったばかりなのに、また?」

 

ってな感じで、まさに、

 

頻尿

 

状態です。

 

別に悪いことではないと思いますが、あまり回数が多いと少し心配になります。

 

「腎臓や暴行に負担がかかっているんじゃないか?」

「水分と一緒に何か大事な成分も出てしまっているんじゃないか?」

 

など、余計なことを考えてしまいます。

 

一時だけとはいえ、頻繁にトイレに行くのは、体にとって問題ないのでしょうか?

今回は、緑茶の利尿作用について考えてみたいと思います。

 

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なぜ緑茶には利尿作用があるのか?

緑茶を飲むと頻繁に尿意を催しますが、それは緑茶の利尿作用の影響です。

 

では、なぜ、緑茶には利尿作用があるか?

 

それは、

 

カフェイン

 

の影響によるものです。

 

カフェインといえば、眠気防止に効果的な、

 

・覚醒作用

 

が有名ですが、他にも、

 

・強心作用

・解熱鎮痛作用

・脳細動脈収縮作用

・利尿作用

 

など多くの効果があるのです。

 

つまり、緑茶の利尿作用というのは、カフェインの利尿作用によるものなのです。

 

カフェインを摂取すると副交感神経が刺激され、血管か広がって血流が多くなります。

すると、腎臓にも多くの血液が流れ込みますので、その分、尿がたくさん作られるようになるというわけです。

 

緑茶の利尿作用ってどのくらいなの?

あまり正確に数えたことはありませんが、私の場合、1日にトイレに行くのは、

 

朝、昼、晩、就寝前、それに加え、2~3回くらいでしょうか?

 

もう少し行っているかもしれませんが、特別なことが無ければ概ね、

 

6~7回/

 

くらいだと思います。

 

しかし、緑茶を飲むと、間違いなく、更に4~5回くらいは、増えているような気がします。

 

つまり、1日、

 

10~12

 

は、トイレに行くというわけです。

 

人によっては、これくらい、普通なのかもしれませんが、私にとってはかなり多い感じがします。

 

こんなにたくさんトイレに行くのって問題ないのでしょうか?

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緑茶の利尿作用って体に良い?

利尿作用って、体によさそうな気がしますが、実際どのような効果があるのでしょうか?

 

利尿作用のメリットをいくつかご紹介しますが、

 

主に、

 

・血圧を下げる

・デトックス(老廃物を排出)

・むくみをとる

 

効果があります。

 

<血圧を下げる>

排尿をする時は、体の力が抜けていますのでいわばリラックスしている状態です。

一般的にリラックス状態になると血管が広がり血圧が下がります。

 

また、排尿をすると、新たに膀胱へ尿を溜めるようになりますので、血液から水分が減ります。その為、血流量が減りますので、血圧が下がるのです。

 

高血圧は、血管に負担をかけ心筋梗塞や脳梗塞などの病気のきっかけになりますので、出来るだけ正常の範囲内に抑えておく必要があります。

 

<デトックス効果>

体は、体内に老廃物や毒素を排泄する機能を持っています。

 

75%が排便

20%が排尿

5%が汗、爪、毛髪、皮脂、皮膚

 

などから体外へ排泄します。

 

体内に老廃物や毒素が溜まっていますと、肌が荒れたり、吹き出物が出来たり、口臭、体臭

の原因となったり良いことは、何一つありません。

 

デトックス効果は、体全体から見ると20%ほどですが、尿から老廃物や毒素をどんどん排泄することは、美容にも健康にも非常に良いことなのです。

 

<むくみをとる>

むくみは、血液の流れが悪くなって、血液中に余分な水分や老廃物が溜まることによって起こります。

 

デトックスと同じように、体に溜まった余分な水分や老廃物をどんどん外に出すことは、むくみ解消に繋がります。

 

 

以上のように、緑茶の利尿作用は体に良い効果をもたらしますので、是非、毎日飲むよう、習慣にしたいものです。

 

利尿作用は腎臓の負担にならないのか?

緑茶による利尿作用によって、血圧が下がったり、デトックス効果を高めたり、むくみを解消するのは良いのですが、何度もトイレに行くのって、問題ないのでしょうか?

 

尿をつくる臓器は、腎臓です。

 

通常、私の場合、1日6~7回くらい排尿します。

しかし、緑茶を飲んだ時は利尿作用が働き、10~12回くらいに増えます。

 

ということは、単純計算ですが1.66~1.71倍も腎臓に負担をかけることになります。

大したことない数字かもしれませんが、念のため調べてみると、

 

・特に問題ない

・尿をどんどん出すことは良いことだ

 

などの肯定的な意見が多く見られます。

 

理由は、排尿の回数は、4~7回程度が平均的な回数らしいのですが、この回数はあくまでも平均ですので、これより多い人がいるということです。

 

10回ですとか12回程度であれば、特に異常な回数という訳ではないので、心配する必要はないという考えです。

 

一方、利尿作用がある緑茶は腎臓に負担をかけるので、

 

控えた方が良い!

 

と明確に否定している意見は、見当たりませんでした。

 

せいぜい、飲み過ぎによるカフェイン中毒や、貧血、下痢といった症状に注意する必要があるくらいです。

ということは、よほど常識を超えたレベルで緑茶を飲まない限り、身体への負担は、それ程心配する必要はなさそうです。

 

よかった!

 

まとめ

緑茶を飲むと、カフェインの利尿作用によって、トイレの回数が多くなります。

 

利尿作用によって、体に溜まっている老廃物や毒素も一緒に排出することが出来るので、むくみ解消やデトックス効果が期待できます。

 

また、排尿により循環血液量も少なくなりますので血圧を下げることもできます。

病院では、血圧を下げる為に利尿薬を出すほどですから、その効果は絶大です。

 

利尿作用は、体にとってとても良いことなのです。

 

一方、懸念された腎臓への負担も心配する必要はありませんので、常識的な飲み方をしている分には特に問題無いのもうれしい点です。

 

緑茶は美味しいし、体に良い!

 

これからもガンガン飲んでいきたいと思います。

 

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