糖尿病なのに食べてはいけない物を食べてみた!
2016/09/15
ここ数年、糖尿病治療を始めてからというものの、食べ物や飲み物には、随分と注意を払うようになりました。
特に自己血糖測定器を手に入れて、自分で血糖値を測るようになってからは、口にしたものがモロに血糖値として表れますので、より節制度が増し、
自分で言うのもなんですが、「結構、頑張ってるなぁ~」と感じています。
そんな私ですが、たまには自分の欲望のままに好きなものを、好きなだけ食べたいという衝動にも駆られることもあります。
普段なら、
「血糖値が上がるからやめとこ!」
となるのですが、ちょっとストレスが溜まったりすると、
「食べちゃおうかな!」
と欲望に負けそうになることもあるのです。
でも、もし、欲望のままに食べたいものを食べるとどうなるか?
以前と同じ感覚で食事をしたらどうなるか?
ちょっと興味が沸きましたので、ここはあえて糖尿病の人は避けている物を食べたらどうなるか試してみることにしました。
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糖尿病なのに食べてはいけない物を食べてみる!
今回、食べてみるのは、
・ラーメン
・ケンタッキーフライドチキン&コーラ
この組み合わせで行きたいと思います。
ラーメンは、私の好きな食べ物の上位に入っていますし、フライドチキン&コーラは、なぜかたまに無性に食べたくなる食べ物なのです。
これらは普段、食べるとしても、日を分けて食べるのですが、今回はラーメンを食べてそのままケンタへGO!
はしごランチをやってみたいと思います。
まず一食目のラーメン!
普通の醤油ラーメンです。
チャーシューの代わりに鶏肉と肉団子がのっています。
味はちょっと薄味でしたが、備え付けのかえしで味を調えたら丁度良くなりました。
普通盛だとちょっと物足りませんが、この後、チキンを食べるので問題無し。
ラーメンをサラッと平らげ、続いてケンタッキーフライドチキンへ
ガッツリ食べたいところですが、今回は、チキン2ピースとコーラMサイズをチョイス。
久しぶりに食べるケンタッキーフライドチキン!
いつもと変わらぬ、お味です!
ケンタとコーラは、とても相性がいいですね!
体に良くないと知りつつも、美味しいからつい食べちゃいます。
でもなぜか、2個食べると満足しちゃう私。
3個目は、もういりません。
お腹いっぱい!ごちそうさまでした。
最近、食べたり飲んだりするのを控えているものばかりを、しっかり食べましたので、精神的にも大満足です。
と思いつつ、やはり血糖値が気になります。
糖尿病なのに食べてはいけない物と言っても、小麦と鶏肉メインですので、それ程、体に負担はないかな?
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ラーメンとケンタッキーフライドチキン&コーラを食べると血糖値はどうなる?
ラーメンとフライドチキン!
さすがに一度に食べると満腹です。
久しぶりに満腹になるまで食べた気がします。
思い返すと昔は、こういう物をちょくちょく食べていましたね。
ファストフードをコーラで流し込む。
間違いなく、体に良くないですね。
では、血糖値にどのような影響が出るか測ってみたいと思います。
<測定結果>
食後1時間後血糖値:154mg/dl
食後2時間後血糖値:164mg/dl
食後3時間後血糖値:126mg/dl
こ、これは、予想を覆す結果です。
ラーメン食べて、フライドチキン食べて、コーラを飲んでも血糖値が180mg/dlを超えていません。200mg/dlは超えるかと思いましたがそんなことありませんでした。
残念ながら、2時間後血糖値は正常値の140mg/dl以下にはなっていませんので、アウトと言えばアウトなんですが、食後に軽い運動さえすれば、何とかなりそうな数値です。
気になるのがコーラの影響です。
コーラを飲んだにも関わらずこの数値は、ちょっと低いのでは?と思ってしまいます。
ファストフード店で飲むコーラの量は、ペットボトルで飲む量よりはるかに少ないので、もしかするとそのせいなのかもしれません。
なにはともあれ、コーラを飲んでもこの程度の数値に収まったのでちょっと嬉しいです。
ラーメン、フライドチキン&コーラ
たまに食べるならアリかもしれません!
まとめ
今回、糖尿病の人は食べない方が良い食べ物を食べてみました。
イメージ的にラーメンやフライチキンは、血糖値を上げそうな食べ物ですが、実はそうでもないようです。
血糖値は、食べる量にも影響を受けますので、これ以上食べていたらまた違う結果だったのかもしれませんが、今のところ、
・ラーメン 一杯
・フライドチキン 2個
・コーラ 一杯
程度であれば、血管へダメージを与えなくて済みそうです。
ただ、間違いなくカロリーや塩分の摂り過ぎですので、やはりたまに食べる程度にしておいた方がよさそうです。
食事療法で炭水化物や高カロリーの食品を制限している人は多いと思います。
実際、自分が食べている食べ物や飲み物が、どれだけ血糖値を上げているのか?
このことを把握するだけでも、
食べて良いのか?
良くないのか?
どの程度までなら食べても大丈夫か?
などの判断がつき易くなりますので、食後血糖値の把握は、食事療法を行う上でも大変役に立つのではないでしょうか。
他にも、血糖値が理由で敬遠している食べ物や、逆にこれは問題ないだろう!と思って食べているものもありますので、実際のところどうなのか?今後も気になる食べ物の血糖値を測っていきたいと思います。
また何か分かりましたら、ご報告させていただきます。
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