今年のクリスマス!糖尿病でも食事を楽しむには?
2015/11/02
ちょっと気が早いですが、もうすぐクリスマスですね!
大手デパートでは今月からクリスマスケーキの予約を受け付けているそうです。
クリスマスパーティーを開く大人の女性向けに高級ケーキの品揃えを強化して売上アップを期待しているそうです。
フランスの有名チョコレート職人のチョコレートムースを使ったケーキは、なんと10,000円もするそうです。
甘党では無い私ですが、どんなお味がするのか大変興味がありますね。
いつかは、そんなケーキも食べてみたいものです。
さて、クリスマスと言えば普段よりちょっと贅沢したり、美味しものを食べたり飲んだりとついついハメを外しがちです。
個人的にはクリスマスくらいいんじゃないかと思うのですが、忘年会や年末年始と、外食やごちそうを頂く機会も増えますので、やはりある程度は、節制しておいた方が、後々のためになるのではないでしょうか。
でも、せっかくのクリスマスですし、私のような糖尿病を患っている人でも食事くらいは、楽しみたいですよね。
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糖尿病でも食べても大丈夫なごちそうは?
サラダ
サラダは食物繊維が多く含まれているものがたくさんありますので、食事の最初に食べると血糖値が上がりにくくなります。必ず食べたいメニューですね。
但し、野菜の中でもかぼちゃ、コーン、れんこん、など糖質が多く含まれているものもあります。食物繊維が多く含まれているごぼうも糖質が多めな野菜です。
とはいえ、主食のごはんやパンなどを制限しているのであればそれほど気にする必要はありませんが、可能であれば、食べる順番を少しずらすと良いでしょう。
オススメのサラダ
★グリーンサラダ(レタス、きゅうり、トマト)
★海藻サラダ
★シーザサラダ
オードブル
メインディッシュの前に出されるオードブルですが、量が少なければ基本的に何を食べても問題ないと思いますが、より血糖値のことを考えるのであれば、炭水化物系は避け、野菜、タンパク質系のオードブルが好ましいでしょう。
ただし、塩分や酸味の強いものが多いので食べ過ぎには気をつけたいところです。
オススメのオードブル
・スモークサーモン(オニオンスライス)
・生ハム、ハム、サラミ
・チーズ
・カルパッチョ
・海鮮マリネ
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スープ
コース料理などでは必ずスープが出てきますが、スープを食事の最初の頃に飲むと、満腹感が得られて食べ過ぎを防ぐ効果があるそうです。
一方、スープは消化が良いため、食材によっては血糖値を上げやすい物もありますので、時間をかけてゆっくりと頂いた方がよいそうです。
オススメのスープ
・オニオンスープ
オノンスープは血糖値を下げるグルコキニンという成分が入っており、糖尿病患者には
最適なスープのようです。
また血栓を溶かすチオスルフィネートという成分も入っていますのでドロドロ血の改善に大変効果があるようです。
・豆乳スープ
豆乳は糖分が少なく、タンパク質が多く含まれていますので、糖の吸収を緩やかにする働きがありますので、オススメのスープです。
メインディッシュ
メインディッシュといえばローストビーフやチキンなどのお肉ですね。
お肉を食べる前には、野菜をしっかりと(お肉の量の半分以上)食べておくと血糖値の急激な上昇を抑えられますので、野菜は必ず食べておきましょう。
また、鶏肉の皮や牛、豚の脂身はコレストロールを上昇させるので、なるべく食べずにいた方が懸命です。
一方、お魚は血糖値を下げる効果があるので是非メインディッシュとして選んで頂きたい食材です。
魚の脂には不飽和脂肪酸が多く含まれており、インスリンの働きに良い影響をあたえるようです。
お肉もいいですが、健康面を考えるとお魚の方が良いのかもしれません。
オススメのメインディッシュ
・白身魚のソテー
・ローストチキン
・赤身のステーキ、ローストビーフ
デザート
デザートは糖分が多く含まれているものが多いので避けたいところですが、量を制限したり、低糖質なものを賢く選べば食べても問題ないのではないでしょうか。
今では店頭でも糖質オフのデザートが数多く販売されていますし、ご家庭で作るのであれば、糖質をすきなだけ制限することが出来ますので手作りデザートがオススメです。
オススメのデザート
・糖質制限されたケーキ、アイス、ゼリー、プリンなど
まとめ
改めて考えてみますと、「クリスチャンでも無いのにクリスマスを祝うのって、どうなんでしょう?」って思ってもみましたが、全世界、一斉に子供から大人まで楽しむことの出来るイベントがあるのって素敵ですよね。
そんなせっかくのクリスマスなのですから、糖尿病患者だからといって、いつもの制限された食事じゃちょっと切なすぎます。
少し工夫するだけで、豪華なごちそうだって食べられるのですから、是非、今年のクリスマは低糖質な体に優しい食事にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
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