菊芋（キクイモ）が血糖値低下にいいって本当？
先日、実家に帰った時のこと。
父親が糖尿病に良いとされる温泉に行ってきたらしい。
そして、お土産に、
菊芋
と言うものをのを買ってきていた。
キクイモ？
私は、初めて聞く名だが、皆さんはご存知でしょうか？
なんでも体にとてもよく、特に血糖値を下げる効果があるらしい。
芋といえば、ジャガイモやサツマイモなど、どちらかと言えば血糖値を上げるGI値の高い食材というのが私の認識なのですが、この菊芋はそうではないようです。
血糖値を下げる！
と言われている菊芋。
一体どんなものなのか、詳しく見てみたいと思います。
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菊芋ってなに？
菊芋の名前の由来は、菊に似た黄色い花を咲かせることから、その名が付いたようです。
そして、菊芋は、他の芋類とは異なっていて、ほとんどデンプンが含まれていないそうです。
主な成分は、イヌルンという多糖類を含んだ食物繊維なんだそうです。
生の菊芋にはこのイヌルンが13～20％含まれています。
イヌルン：多糖類の一群で炭水化物の一種。糖質ではなく食物繊維に分類されていいます。
糖質が少なく、食物繊維がメインということであれば、血糖値が上がらないというのもうなずけます。
菊芋の花
確かに菊に似ていますね。
で、菊芋の実物はコレ！
一袋100円or500円位だったらしい。
はっきり覚えていないようで、結構安かったと言っていたので恐らく100円かと思います。
パッと見、ショウガに似ています。
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菊芋の効果・効能とは？
菊芋には、イヌルンという食物繊維が含まれています。
このイヌルンが、
- 中性脂肪を下げる
- 血糖値を下げる
- 腸内環境を整える
働きを促しています。
イヌルンは、体内で消化吸収されることはありません。
胃や腸の中でドロドロのゲル状になり、糖やコレストロールの元となる脂肪を取り囲んで体内に吸収されるのを防ぎ、そのまま体外へ排泄させる働きがあるのです。
ですから菊芋を食べると、中性脂肪や血糖が上がりくくなるという訳なのです。
また、イヌルンは、腸内で善玉菌の餌となるオリゴ糖の一種に変化します。
そのためイヌルンを多く摂取すると善玉菌は増加し、腸内環境が改善されますので便秘や下痢などの症状が緩和されることが期待されています。
菊芋はどのくらい血糖値を下げる？
菊芋は、ヨーロッパで薬の材料として使われているほどその効果が評価されています。
ある実験によりますと、糖尿病の方に7ヶ月間菊芋を摂取してもらったところ。約90％もの人の血糖値が下がり、Hba1Cの値も最大6％も下がったという結果もあるそうです。
実際、私の父も、菊芋を食べたところ、朝起きた時の空腹時血糖値が、
「200mg/dlオーバーだったのが、140mg/dl程度まで下がった！」
といって喜んでいました。
もちろん、血糖値が下がったのは、菊芋だけのおかげだとは思いませんが、少なからず良い影響は与えているようです。
菊芋はどこで手に入る？
いざ、菊芋を手に入れようとなると、どこで買ったらいいのでしょうか？
私の父は、東京都の五日市駅前の露店で購入したと言っていました。
私の家の近所のスーパーには、菊芋なんて売っているのを見たことがありません。
調べてみると、
・道の駅
・農協（JA）
・自然食品のお店
・取り寄せ
などで手に入れられるようです。
ご自宅の近くに菊芋を売っているところがあれば良いですが、そうでない場合は、ネット通販で購入するのが手っ取り早そうです。
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ちなみに、手に入れた菊芋を土の中に埋めておくと、自然に生えてくるそうですので、何個か埋めて育ててみるのもいいかもしれませんね。
父は早速何個か埋めたみたいです。
まとめ
菊芋は、イヌルンを含んだ食物繊維が豊富に含まれていますので、
・中性脂肪を下げる
・血糖値を下げる
・腸内環境を整える
働きがあります。
また、菊芋は、別名天然のインスリンとも呼ばれているそうですので、血糖値の抑制効果には特に期待が持てそうです。
私は、まだ菊芋を食べていませんので、美味しいのか不味いのかよくわかりませんが、いずれにせよそんなに良いものなら、今度、食べてみたいと思います。
また、何かわかりましたご報告させていただきます。
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