ドロドロ血をサラサラに!食事と運動で改善する方法とは?その②
2016/09/08
前回は、ドロドロ血をサラサラにする食事について、お伝えしました。
ドロドロ血を作り出す、食べ物や飲み物を控えるだけでも随分と血液の流れは、改善されます。
加えて、血液をサラサラにする食材を選んで食べれば、更にその効果が上がるに違いありません。
食生活を改善するだけでも充分サラサラ血に戻すことは可能なのですが、これに加え、運動や今まで行ってきた悪習慣を改めれば、なお効果を上げることが可能です。
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軽い運動をする
学生の頃と違い、大人になると体育の時間などありませんので、自ら行動しない限り、運動させられることは、そうあることではありません。
運動不足になると、どうしてもドロドロ血を招いてしまいます。
なぜなら、運動しないと食事で得た脂肪や糖分をエネルギーとして消費きれず、血糖や中性脂肪、コレストロールなどの形に変えて体に残ってしまうからです。
では、「食べる量を減らせばいいのか」と言うと、そうではありません。
確かに、食べる量を抑えることは、大切なことでありますが、だからと言って運動しなくていい、という訳でもないのです。
栄養や運動不足になると、筋肉量が落ちますので、同時に基礎代謝も落ちてしまう問題が発生してしまいます。
筋肉は基礎代謝を促す上でとても重要ですので、食べる量を減らして筋肉を衰えさせるのは、あまり良い方法だとは思えません。
ですから、食べた分のエネルギーをしっかり消費して、筋肉量を維持する運動は、とても良い方法なのではないでしょうか。
また、運動することによって、体は、たくさんの血液が必要だと判断し、血流を増やしますので、体のすみずみまで、血液が流れるようになります。
すると、血液内に溜っていた老廃物やごみなども取り除かれますので、血液もきれいになりますし、流れも良くなるという好循環が生まれます。
どんな運動がいいの?
運動と言っても、何も激しい運動をする必要はありません。
血液中の血糖や脂肪を消費する分だけでいいので、軽い運動で十分です。
特に有効なのが軽い有酸素運動です。
ウォーキングや体操、ストレッチ、プールでのウォーキングや水泳などが適しています。
まずは15分か20分くらいの軽い運動から始めてみましょう。
プール以外なら、昼休みや夕飯の後、ちょっと周辺を一周りするだけで十分ですし、簡単なストレッチや体操なら、公園やオフィスでも出来ますので、食後の習慣として取り入れてみては、いかがでしょうか。
そして、休日など、ちょっと時間に余裕がある時は、普段より少しだけ多く体を動かし、運動不足を解消すれば、サラサラ血に戻るのは、そんなに難しいことではありません。
余談になりますが、私の父は、過去にha1cが12、空腹時血糖値も200台とかなり数値が高かったのですが、普段運動しているせいもあって、中性脂肪やコレストロールなど、血糖に関する数値以外は驚くほど優秀でした。
ですから、合併症にもかからず、CTやMRIで検査しても異常が無かったのかもしれません。
しかし、もし、
「運動していなかったら?」
「運動をやめてしまったら?」
と思うと、ちょっとぞっとしてしまいます。
生活習慣を見直す
知ってか知らずか、ドロドロ血を作り出す生活習慣を送っている人は多いのではないでしょうか。
これを機に、生活習慣を見直し、悪い生活習慣は断ち切るようにしてみてはいかがでしょう。
ドロドロ血、血液検査の結果が気になる方は、サラサラ成分が含まれたサプリメントを活用してみるのもありだと思います。
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そろそろやめよう!こんな生活習慣
◇喫煙
タバコを吸うと血管を収縮させ、血液の粘度が高まりますので、血流が悪くなります。
血管が収縮してしまうのは、タバコに含まれているニコチンの影響によるものです。
血流が悪くなると全身に新鮮な酸素や栄養素が、充分に届けられなくなりますので、血圧や、脈拍数も上がってしまい、血管に負担がかかってしまいます。
皆さんは、「喫煙指数」というものをご存知ですか?
「喫煙指数」とは、
1日の喫煙本数×喫煙年数
で計算します。
例えば、タバコを1日1箱、15年吸っている人は、
喫煙指数 = 20本×15年 = 300
となります。
喫煙指数が300を超えると、動脈硬化のリスクが、非喫煙者と比較して400%も高くなるそうです。
ただでさえ、血液がドロドロしているところに、更にタバコでドロドロさせてしまうのですから、当然と言えば当然ですね。
◇偏食・暴飲暴食
偏った食事や、食べ過ぎ飲み過ぎは、不健康ですし太る原因でもあります。
いくら、運動でエネルギーを消費するにしても限度がありますので、暴飲暴食は避けたいところです。
昔から言われているように、腹八分目を心掛け、食事の時間はゆっくりと、よく噛んで食べるようにしましょう。
◇睡眠不足
睡眠は、食欲、性欲と並ぶ人間の三大欲求のひとつです。
そして睡眠は、心と体を休ませるのと同時に、細胞を修復するとても大切な時間です。
一晩寝ると痛みが和らいだり、傷が修復していることは皆さんも経験していることと思います。
血液も同じように、ドロドロ血をサラサラ血に戻す時があるのですが、それが睡眠時間です。
睡眠時間が不足すると、ドロドロ血をきれいな状態に戻しきれませんので、前日のドロドロ分が合わさって、更にドロドロ度が上がってしまいます。
夜更かしや、夜遊びは程々にして、充分な睡眠時間を取るようにしましょう。
全国睡眠財団によりますと、
青年(14-17歳) 8-10時間
若年~中年(18-64歳) 7-9時間
老人(65歳以上) 7-8時間
の睡眠時間を推奨しています。
ストレスを溜めこまない!
最近ストレスは溜っていませんか?
ちゃんと発散出来ていますか?
ストレスは、ドロドロ血になってしまう原因の一つですので注意してください。
体は、ストレスを感じると、ストレス反応を示します。
怒りや闘争、威嚇というような攻撃的な反応や、じっと我慢をして、ことが過ぎるのを待つというような反応です。
そうすると体の中で、ストレスに対抗しようとホルモンが分泌され、様々な変化がおこります。
例えば、心拍数の増加、血圧上昇、血管収縮、血流の減少、血糖上昇などです。
これらの症状は、中性脂肪を増やす原因にもつながっていますので、結果として血液がドロドロになってしまいます。
私は、ストレスが溜るとボーっとしてることが多いのですが、最近はプールなど体を動かすことで発散しています。
自分なりのストレス発散方法が見つかると、ストレスと上手に付き合っていけますので、
いくつか持っているといいですね。
でも、暴飲暴食など、健康を脅かす発散方法はNGですよ。
まとめ
前回に引き続き、ドロドロ血をサラサラ血に改善する方法について考えてみましたが、いかがだったでしょうか。
食生活を見直し、ほんの少し運動して、規則正しい生活をする。
たったこれだけで、きれいな昔のサラサラ血に戻るのですから、やらなきゃ損ですね。
「やってやれないことはない、やらなきゃ出来る訳がない」
って、以前どなたかが、おっしゃっていましたが、まさにその通りだと思います。
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