入院してるのに診てくれない?主治医制度とは?
2017/08/29
突然起きた肘と胸骨の痛み!
病院で診てもらったところ、命の危険にかかわる恐れもある!
ということで原因が分からないまま、入院することに・・・
細菌感染の恐れもあったので抗生剤を点滴されますが、一向に良くなる気配がありません。
先生いわく、
「現時点で原因は分かりません。でも炎症反応はありますので体の中で何かが起こっているのは確かです!」
と力強くおっしゃってくれます。
こちらとしては、
そんなこたぁー、わかっちょります!
と、叫び出したいのは、やまやまでしたが、分からないものは分からないのですからしょうがありません。
取り合えず、入院初日に抜いた肘の水の検査結果が出るまで待つしかありません。
そう思って大人しく過ごしていたら、入院4日目にして猛烈な痛みが襲ってきてしまいました。
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入院しているのに診てもらえない?
その日は朝から胸骨に痛みがあり、朝食を取った後、痛みがさらに酷くなってきます。
あまりの痛さにベッドから起き上がれないほどです。
さすがにこれは、
ちょっとまずいな!
と思ったのでナースコールをして症状を訴えます。
看護婦さんは、
「先生を呼んできますね!」
と言って急いで部屋を出ていきます。
が、
しばらくすると戻ってきて、
「先生は今、オペ中なので15時頃まで手が離せません!」
と言うではありませんか。
がーーーーん!
ちくしょー!こんな時に限って・・・
でも、オペ中なですからしょうがない。
大人しくオペが終わるまで待つしかありません。
しかし、痛みは治まるどころか、どんどん酷くなっていきます。
時々、看護婦さんが様子を見に来てくれて、
「痛み止めを飲みますか?」
と聞いてくれます。
ここで素直に飲めば良かったのかもしれませんが、
先生には、すごく痛がっている状態で診てもらいたい!
という思いもあったので、
「いや、もう少し頑張ります!」
と、痩せ我慢するワタシ。
ベッドの上で
うーん、うーん!
とひたすら痛みをこらえ、時間が過ぎるのを待ちます。
必死に耐えている私とは対照的にカーテン越しから鼻歌が聞こえてきます。
この病室には、もう一人の患者さんがいるんですが、今日は調子がいいのか、
フフフーン♪ フフフーン♪
と鼻歌を歌って超ご機嫌なようです。
お、お、おじさーーーん!
あなたはご機嫌で何より!
べ、、べ、別にいいんですよ!
鼻歌なんか歌ってくれちゃっても・・・
あなたは、なーんにも悪いことなんかしてないんですから!
なーんにも・・・
って、
こっちは、死ぬほど苦しんでんじゃーーーい!
ちょっとはこっちの身にもならんかーーーーーーい!
と、全く悪くないおじさんに心の中で八つ当たりするほどツライ状況です。
一向に良くならない痛みと、おじさんの鼻歌攻撃で精神的にも肉体的にもやられてきたので、
やっぱり痛み止めを飲もう!
と考えを改めます。
でもその前に、この尋常じゃない痛さを先生に診てもらいたいと思い、看護婦さんに、
「とりあえず、他の先生でもいいので診てもらえませんか?」
と、お願いしてみます。
すると、
「この病院は主治医制を取っていますので、担当医が戻るまでお待ちください!」
とおっしゃるではありませんか。
えぇぇ?
な、なに?
主治医制?
言ってることは分かるけど、患者がこんなに苦しんでるのに誰も診てくれないの?
思わず、
ここの病院って、ちょっとヤバいんじゃないか?
と思ってしまいました。
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主治医制ってなに?
主治医制だから主治医以外は患者を診ることが出来ない?
そ、そんな、バカな話しってあるのでしょうか?
ちょっと信じられなかったので調べてみました。
主治医制とは、簡単にいうと、
患者が入院した際、退院するまで一人の主治医が全ての診療に対応し責任を持つ制度。
のことです。
この主治医制は、完全主治医制や一人主治医制、個人主治医制と呼ばれており、日本では伝統的にこの制度を採用している病院が多いようです。
なるほど・・・
やはり、主治医しか診てくれないんだ・・・
でも、この主治医制って何かメリットってあるのでしょうか?
主治医制のメリット
主治医制のメリットとは、ズバリ、
医師が患者さんの全てを把握して質の高い医療行為が行える!
と言うことです。
つまり、患者さんからすると、自分の病状について一人の先生が全部把握してくれた上で治療をしてくれますので安心感があります。
一方、お医者さん側からすると、患者さんのことを良く把握して診察できるので適切な処置が出来るというメリットがります。
でも、今回のように、主治医が手術中の時や、休みの時、他の患者さんの対応をしている時など対応が取れない時は、これらのメリットは当てはまらなくなってしまいます。
患者側としたら、診てくれるのであれば、
別に主治医じゃなくてもいい!
というケースだってあるのではないでしょうか。
主治医制のデメリット
主治医制のデメリットとしては、先にもお伝えしましたが、
主治医がいないと医療行為が出来ない!
ということです。
厳密にいえば違うのかもしれませんが、言い換えると
主治医しか患者を診ない!診れない!
ということになります。
入院患者は、なんらかの病気やケガで入院しているわけですが、中には症状が急変する人だっているはずです。
そんな時に、
主治医がいないから診れません!
なんて状況があっていいのでしょうか?
今回の私のケースですと、結果的に、
メチャクチャ胸が痛い!
だけで済みましたが、
もし、命に関わる場合だったら?
もし、処置が遅れたせいで病状が悪化してしまったら?
と思うと、ゾッとするばかりか怒りが込み上げてきます。
実際、
主治医の手が空くまで誰も見てくれない!
と知った時、メチャクチャ腹が立ちました。
ちなみに、今回、私の症状が急変したので、手術中の先生に連絡が入ったそうです。
先生からすると、すぐに私のところに行って対応したいと思ったかどうか分かりませんが、仮に思ったとしても手術を放り出すわけにはいきません。
優先度が高いのは、手術中の患者さんです。
一方、患者側からすると、
手術中なんだからしょうがない!
と頭ではわかっていても、
早く来てほしい!
と思う気持ちが無くなる訳ではありません。
早く診て欲しいのに誰も診てくれない。
先生は、悪くない・・・
でも、メッチャ腹立つ・・・
こんな状況が普通に起こって良いものなのでしょうか?
一方、お医者さんからすると、何時間もの手術を終え一息つく間も無く次の患者を診ならない状況ってどうなのでしょう?
いくら仕事とはいえ、疲労困憊の中で質の高い医療行為が出来るのでしょうか?
患者側からすると気の毒ですし、ちょっと心配でもあります。
実際、私のケースですと手術が終わったらすぐ駆け付けてくれたのですが、急いできたのか、手術がハードだったか分かりませんが、汗をびっしょりかいていて明らかに疲れている様子が伺えます。
申し訳ない!ありがたい!
と思う反面?
大丈夫?
と思ったのもまぎれもない事実です。
主治医制は、お互い余裕があって何のトラブルが無い状態であれば、最高の仕組みかも知れませんが、イレギュラーケースへの対応力は弱いように感じられます。
まとめ
今回の入院で初めて主治医制というものを知りました。
主治医制は、主治医が患者のすべてを把握して診察できますので質の高い医療行為が出来る一方、主治医がいないと医療行為が出来ないという弊害も持ち合わせています。
命に関わる重篤な状態だったら、また違う対応が取られるのかもしれませんが、命に関わらなくてもつらい症状を訴える患者さんはいると思います。
主治医が対応が取れない時のバックアップ体制をもう少し考えてくれた方がいいような気がします。
主治医制を取りつつ、主治医不在の際でもバッチリ対応できている病院ってあるのでしょうか?
今度調べてみたいと思います。
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