血糖値測定の旅（台湾）その１ 牛肉麺 水餃子
2016/12/22
皆さん、
SCOOT（スクート）
という航空会社をご存知でしょうか？
私は、最近知ったのですが、2011年11月1日にシンガポール航空が出資して出来た、
格安航空会社（LCC：Low-cost carrier）
なんだそうです。
日本からは、タイ、台湾を経由してシンガポールまで就航しています。
運賃を見てみると・・・
成田→台湾（台北/桃園）がなんと！
往路：7,000円～
復路：6,034円～
安い！！！
非常に安いではありませんか！
往復で約13,000円
国内線より安いです。
でもこの値段は、あくまで座席のみの値段。
機内に手荷物も預けられませんし、食事、飲み物、座席指定など、なんのオプションもついていない値段です。
が、それにしても安くありませんか？
これなら、気軽に台湾へ！
なんてことも出来そうです。
実は私、生まれてこのかた、台湾には行ったことがありません。
周りには、結構台湾ファンが多くて昔から良いことばかり聞かされていたのですが・・・
今の時期ならば、気候は温暖、食べ物も美味しく、人も親切、などなど・・・
いつかは行きたいなぁ～と思っていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
そういえば、最近中華料理を食べていないなぁ～。
本場の中華の味ってどうなんだろう？
日本人の口にも合うんだろうか？
成田から約4時間弱！
めっちゃ近いではありませんか？
よし！いい機会だし、いっちょ行ってみるか！！！
ということで、今回、SCOOTを利用して、台湾に行ってみたいと思います。
台湾には美味しいものがたくさんありそうですので、せっかくですから色々食べてみて、血糖値も測ってみたいと思います。
スポンサーリンク
SCOOT（スクート）に乗って台湾へGO！
スクートは、札幌、成田、関空から出ていますが、私が今回利用するのは、
成田－台北（桃園）
この路線を利用します。
＜チケット代＞
・往路7,000円
・復路6,034円
・座席指定料1,160円
・支払手数料1,600円
しめて 合計 15,794円
たったこれだけで、台湾に行けてしまうのだ！
凄いっす！
改めて申し上げますが、この金額で許されるのは、
・機内持ち込みの手荷物7㎏
・スタンダードシート（一番安いシート）の座席指定
この２つのみです。
スーツケースを機内に預けることもできませんし、機内食どころか水一滴ももらえません。
何か欲しければ、全て有料になります。
今回は、1週間の短期旅行ですので大荷物も必要ありません。
フライトも4時間を切りますので、食事も事前に済ませておけば問題ないでしょう。
最低限のサービスで、どの程度満足できるか試してみたいと思います。
＜出発当日＞
成田空港のSCOOTは、第２旅客ターミナルにあります。
受付カウンターはＢでした。
ＳＣＯＯＴは、格安で飛行機に乗れる代わりに、禁止事項もあります。
それは、
機内へ飲食物の持ち込み
です。
が、実際には、水やお茶、お菓子など持ち込んで、飲んだり食べたりしている人はいました。
特に注意もされません。
よほど、悪質じゃなければ、ＯＫということなのでしょうか。
まっ、いくらなんでも水くらいは許してほしいですよね。
出発ゲートは88
一番端っこにありますので、パスポートコントロールを出て、ゆっくり歩いて15分～20分くらいはかかるでしょうか。
機材は、ボーイング787
ＬＣＣなのに最新機材で嬉しい限り。
ちなみに人生初の787です。
一番安いシートですので、座席の狭さが心配でしたが、超広いです。
前の座席に膝が当たりません。
私の身長は、175㎝なのですが、全然余裕です。
ただ、横幅はそれ程大きくありませんので、がっしりした人には、横がちょっと狭く感じるかもしれません。（特に真ん中のシートに座る人）
そうは言っても、エコノミーとして、十分な空間を確保していますので、文句はありません。
もしこれ以上を望むのであれば、追加料金を出して、もう少し広いシートを購入するのが良いと思います。
フライトは可もなく不可もなく。
途中、機内食の販売がありましたが、あまり購入されている人はいませんでした。
そりゃそうかも知れません。
コンビニ弁当よりショボいといっては失礼ですが、それ程魅力的ではない食事が、
1,500円とか1,900円とかする訳ですから。
例えば、こんなのとか、
こんなのです。
この食事にこの値段を出すのであれば、少し我慢して現地に着いてから食べた方が、よほど美味しいものが食べられますからね。
というより、コンビニ弁当や、空弁を売った方が、よほど売れるんじゃないかと思いました。
でも実際に食べた訳じゃありませんので、あまり悪く言い過ぎるのも良くありませんね。
離陸して、約4時間の空の旅、
あっという間に台湾 桃園空港に到着です。
少し並んでいましたが、15分～20分程度で、入国審査終了！
税関では特にチェックもされず、なんなくロビーへ。
で、到着してすぐにやらなければならないことは、
・両替
・現地simカード購入
・iTaiwan（愛台湾）登録
です。
これら全て、ロビーに出て右側、北ミーティングポイント付近で行えます。
＜両替＞
両替については、多額の金額を両替するのでなければ、台北市内で替えるのとそれ程違いはないので空港で全部変えてしまっても問題ないと思います。
いくら替えたらいいか分からない方は、とりあえず1万円を両替してみて、物価の感覚がつかめてから街中で両替するのが良いかもしれません。
ちなみに、銀行では両替するたびに両替手数料が発生しますのでご注意ください。
（第一銀行ですと、両替一回に付き200元の手数料がかかりました。）
郵便局は、レートが少し悪いようですが手数料が無料ですので金額によっては良いかもしれません。
＜SIMカード購入＞
両替所の隣で、携帯電話のSIMカードが購入できます。
電話会社は3社ありましたが、私は台湾モバイルのsimを購入。
（実際に使ってみて、通信速度、つながり易さ共に何の不満もありません。）
10日のプランですと、
4G制限無し使い放題 + 100元の電話代
で500元です。（1,800円くらい）
でも私の場合、携帯は使いませんので、持参したポケットwifiに差し込んで使用することにします。（スマホ、PC、iPadminiにつなげたいので）
ご注意！：念の為、申し上げておきますと、携帯にせよスマホにせよ、simフリーもしくはsimロックが解除されている端末しか使えませんのでお気を付けください。
ご自身の携帯やスマホが、simロックの解除が出来るか否かについては、ご加入している携帯会社にご確認ください。
＜iTaiwan（愛台湾）登録＞
Simカード売り場の前には、旅行者向けサービスカウンターがあります。
ここで、iTaiwanに登録が出来ます。
iTaiwanとは、無料のwifiサービスで、パスポートNoを登録するだけでどなたでも利用することができます。
公共機関、地下鉄や地下街、幹線道路、主要商業エリアなど、人が集まるところで使えるのでsimカードを買わない人は登録しておくと何かと便利だと思います。
もしsimカードを購入したとしても、無料ですし、登録手続きも1分もかかりませんので登録しておいても良いかと思います。
登録したい方は、受付に行って一言、
「iTaiwan（あいたいわん）」
と言ってパスポートを出すだけでその場で登録してくれます。
スポンサーリンク
桃園空港から台北市内へ行くには？
空港から市内に行くには、バスが安くて便利です。
タクシーでも、もちろん行けますが、値段が4,000円～5,000円ほどかかります。
でも、もし複数で行く場合なら、割り勘すればそれ程高くありませんので、タクシーで行くのもいいかもしれませんね。
ちなみに高速バスですと、
桃園空港 → 台北バスターミナル
125元（450円くらい）で行けます。
バス乗り場へは、エスカレーターで1階に降ります。
台北駅行は、
バスNo、1819番の國光客運（24時間運航）を利用します。
チケットカウンターは、７です
チケットを購入したら、外に出て、1819番のバスに乗ります。
日中は、10分おきにバスが出ていますので、それほど焦る必要はありません。
混雑してる時など一本見合わせるだけで、がら空きのバスで市内に行けます。
バスは、多少遅れることもありますが、ほぼ定刻通りに出発です。
出発して気づいたのですが、台湾は、車は右側通行なんですね！
日本とは逆です。
渋滞していないと45分くらいで台北駅に到着です。
初めて本場の台湾料理を食べてみる！
台北駅に着く頃には、日も暮れかかっていましたので、まずは、宿にチェックイン。
それから、早速、夕食へ！
本場の台湾料理は、初めてですのでちょっと楽しみです。
さて、何を食べようか？
ふらふらと散策をしつつ、行きついた先は、ココ。
台北駅の西側にある、刀削麺のお店。
こじんまりしたお店だが、結構お客さんが入っている。
お腹はそれ程空いていないので、麺類くらいで丁度良いかも！
ということで、今晩の食事は、ここに決定！
店に入り早速何があるのか見ようとしますが、あいにく写真付きのメニューはありません。
伝票に頼みたいものを選んで数字を記入する方式のようです。
漢字なので、何となく想像が出来るものもありますが、不明なものの方が多いです。
伝票とにらめっこしていると、店員さんが、オーダーを取りにくる。
字だけ見てもどんな味なのか想像できないので、取り合えずシンプルな、
牛肉麺（麺の種類は拉麺）
を選択。（麺は刀削麺か拉麺かを選択します）
伝票の牛肉麺のところに１を書いて、店員さんに渡す。
すると、
「日本人か？」
と日本語で聞いてきた。
「そうです」
と答えると、
「餃子はどうだ？」
と勧められたので、
「いただきます！」
と即答する。
すると、
「何個だ？」
と聞いてくる。
「ん？何個？」
どうやら、好きな数だけ注文できるらしい。
1個から注文出来るようだ。
大きさがわからないので、とりあえず５個頼んでみる。
伝票の「水餃１粒」の所に５と記入する。
餃子は餃子でも、水餃子のようだ。
水餃子は、１個５元（18円）。
安いです。
オーダーしてから、3分もたたずに、牛肉麺が出てきました。
立ち食いソバ屋並みの早さです。
これが頼んだ牛肉麺。
ちょっとわかりにくいですが、麺がめっちゃ太いです。
細めのうどんみたいです。
拉麺と書いてあったので、ラーメンみたいな細麺なのかな？
と思っていましたが違います。
でも、問題ありません。
さて、どんなお味なのでしょう？
いざ、実食！！！
まずは、スープから。
おー！！！
なるほど、こういう味か～。
何と言いますか、八角の味が、ばっちり効いていて、見た目と異なり結構あっさりした味です。
マレーシア料理の色の茶色いバクテーに近い味かもしれません。
お次は、麺です。
一口すすすってみると、
ん？
もう一口！
え？
・・・
・・・
お、お、美味しくな～い！！！
麺自体は、コシが無くてやわらかめですが、別に不味いという訳では無い。
スープ自体も別に不味くない。
でも､スープと麺の相性が悪いというか、簡単にいうと、味が薄すぎてて美味しくないのだ。
もしかして、これは、ベースの味で自分で何か調味料を付け足して味を整えるのか？
キョロキョロと周りを見渡すが、皆、何か付け加えている様子は無い。
そもそも、テーブルには、調味料が置いていないのだ。
隣のカップルは、それぞれの麺を楽しそうに取り分けあってそのまま食べている。
うーん・・・
なるほど、この味がノーマルなんだ。
でも、もう少し何とかしたいので、調味料や小鉢が置いてあるテーブルに行って、
豆板醤、醤油、唐辛子を取ってくる。
試しに醤油を入れてみると味は濃くなるものの、なんか違う。
豆板醤を入れてみると、もはや何の味だか分からなくなってしまう。
結局、そのままの味で食べるのが一番ということが分かった。
念のため、誤解の無いように、申し上げておきますが、決して不味くて食べられないという訳では無いのです。
私にとっては、かなり薄味なので、美味しく食べられないというだけなのです。
薄味が好みの人や、素材の味を楽しめる人には、満足できる味だと思います。
現にお店は、ほぼ満席で、ひっきりなしにお客さんが入ってきます。
ただ、もう少し味が濃い目で、コクや味に深みがあれば、私好みになるというだけの話です。
くっそ～、やっちまったなぁ～
なんて思っていると、水餃子がやってきました。
水餃子だから、スープの中に入ってるのかと思いましたが、そうではなくて、茹で餃子のようです。
こちらのお味はどうでしょう？
醤油につけて一口食べてみると・・・
ん！何だこれは！！
メチャクチャ美味しいではないか！！！
モチモチした皮の中にしっかり肉のうま味が閉じ込められていて、噛むほどに美味しさが口の中に広がります。
先ほど取ってきた豆板醤を付けて食べたら更に美味しさアップ。
コレは超大当たり！
牛肉麺はイマイチでも餃子は、激うま！！
ですから、
牛肉麺 → うーん・・・
水餃子 → めっちゃうま～い！！！！
牛肉麺 → う～ん・・・
水餃子 → めっちゃうま～い！！！！
この繰り返しとなります。
で、結局、麺も餃子も全て完食！
よし、今度は、水餃子メインで食べに来よう。
牛肉麺＆水餃子の血糖値は？
初めて食べた本場の台湾料理。
血糖値的にはどうでしょうか？
とはいっても麺と餃子だけですのでそれ程心配はないかと。
＜測定結果＞
食後1時間後血糖値 133mg/dl
食後2時間後血糖値 157 mg/dl
食後3時間後血糖値 125 mg/dl
よし！
これなら問題無し。
2時間後に140mg/dlを切るのが理想ですが、運動もしていませんので、まあ良しとします。
まとめ
今回、初めての台湾旅行。
私は、中国語はおろか、英語もろくに話せません。
でも、台湾は、日本語が通じる所が多いと聞きますし、なによりネット環境が整っていますので、それ程心配する必要はありません。
もはや、海外旅行は、言葉よりも、
ネットが使えるかどうか？
が重要なポイントなのです。
ちなみに台湾に着いて、ホテルに入るまで、口にした言葉は、
「アイタイワン」と「チェックインプリーズ」
この二言だけ。
バスのチケットはどうやって買う？
空港から台北駅まで何㎞か？
所要時間はどれくらい？
全て、スマホで検索すればすぐに分かります。
バスを降りてホテルに行くのも、Googleマップのナビ通りに歩くだけ。
迷うことも無いので、人に道を聞くこともありません。
大抵のことは、自己完結できます。
これが良いことか、悪いことかわかりませんが、随分と便利な世の中になったものです。
日本から4時間かからずに行ける台湾
飛行機代も16,000円もかからず行ける台湾
ようやく訪れることができた台湾
色々満喫したいと思います。
よし！明日は、夜市に行って食べ歩きをしてみよう！
スポンサーリンク